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編集者も熱中「CALL OF DUTY」詳細が明らかに
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2003年10月17日 |
メディアクエストは本日(10月17日),Windows用「CALL OF DUTY 日本語版」のプレスイベントを開催した
「CALL OF DUTY」は,FPSで人気となった「メダル オブ オナー」を制作したチームが開発したFPS。プレイヤーは,米,英,ロシアいずれかの兵士となり,第二次世界大戦で激戦と呼ばれた戦場に赴くことになる。
メディアクエスト本社で開催されたプレスイベントでは,同社プロデューサーの加藤氏が登場。FPSファンなら見逃せない注目ソフトの詳細が明らかにされたぞ。
加藤氏によれば,ソフトの最大の魅力は,激戦と呼ばれた戦場や武器,装備などが緻密に描かれていること。近くで爆発する砲撃や目の前をかすめる銃弾,そして仲間の空爆が轟音と振動と共にやってくる様子は,「本物の戦場」に自分がいる錯覚を覚えるほど。
ミッションをこなしていくストーリーモードも,細かい部分まで史実に基づいて制作。例えばスターリングラードに突撃するロシア軍のミッションなら,最初は武器を持たないまま赤の広場へと潜入。そして殺された兵士の武器を拾うことで,初めて攻撃できるようになるのだ。ちなみにここでぐずぐずしていると,「逃亡兵か?」と,味方に撃たれてしまうハメに……(これも史実らしい)。まるで映画「スターリングラード」の世界に紛れ込んだようだ。
ロシア軍以外にも米・英の2種類のミッションが用意されており,米軍ならノルマンディのパラシュート効果からサント・メール・エグリーズへの侵攻,そして終戦直前の「魔女のねぐら」での攻防,そして英軍ならペガサス・ブリッジの死守などを遊ぶことができる。
戦場で戦う兵士は,敵・味方問わず,“自分の命を守る”人間らしいAIを備えるのもウリ。傷ついた仲間を物陰に引っ張っていったり,銃弾を避けつてじりじりと伏せつつ反撃したり……敵なら手強く,仲間なら戦場で力強い支えとなってくれるはずだ。ちなみに加藤氏によると,多い場面では一度に200人ほどの兵士が戦場で戦っており,それでも処理しきれる軽いプログラムが使われているというぞ。
なおマルチプレイヤーモードは,ドイツ軍に囲まれた連合軍チームとなり,とにかく生き残る「ビハインド・エネミー・ライン」や,敵味方2チームに分かれて戦う「リトリーバル」,制限時間内に目標物を破壊する「サーチ&デストロイ」,バトルロワイヤルの「デスマッチ」などを装備。操作系統も「MOH」を踏襲しており,同シリーズを遊んでいる人なら違和感なく楽しめるのも魅力だ。
発表会後に行われた体験会では,集まったPCゲーム専門誌の編集者から,続々と「おもしれえっ」と言う声が上がっていたのが印象的。日本語版は字幕で対応する予定,とのことなのでぜひ期待したいね。発売は12月で価格はオープン。
[SOFTBANK GAMES]
(C)2003 Activision, Inc. and its affiliates. Published and distributed by Activision Publishing, Inc. Activision is a registered trademark and Call of Duty is a trademark of Activision, Inc. and its affiliates. All rights reserved. Developed by Infinity Ward, Inc. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc. (“Id Technology”). Id Technology ? 1999-2000 Id Software, Inc. Distributed in Japan by Kids Station, Inc. under agreement with Activision. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners.
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