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GT4は“人間”がポイント！プロローグ版詳細も発表
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2003年10月22日 |
本日（10月22日），ソニー・コンピュータエンタテインメントは，幕張メッセで開催中の「第37回東京モーターショウ2003」にて「GT4“プロローグ版”」の作品発表会を開催した。
発表会に姿を見せたのは，開発元・ポリフォニーデジタルの山内氏。同氏の口から，注目の「GT4」，および「GT4“プロローグ版”」の詳細についてプレゼンテーションが行われたぞ。
まず明らかにされたのは，「グランツーリスモ4」本体の最新アップデート状況。山内氏によれば，「GT4」は「車（Car）」「風景（Landscape）」といったこれまでの要素に，「人物（Human）」を加味，より美しく車を表現するように注力しているという。
「人物（Human）」の表現は，ポリフォニーデジタルとして5年前から研究を進め，ようやくソフトに盛り込むことに成功したもの。オープンカーに乗るドライバー，ピットクルー，路上に集まる群衆などにその技術の結晶がつぎ込まれているとのことだ。
この点について，「開発を進めてきて，これまでいかに重要な要素が欠落していたかを痛感した」と山内氏は振り返る。もちろんGT4Pにもこの要素はバッチリと入っているぞ
その「GT4P」だが，こちらのイメージカラーは「白」。「シリーズファンに向けた最新のグランツーリスモ」「入門者のための最初のグランツーリスモ」の2つの意味合いを持たせたソフトとして制作されている。
特に山内氏が重視しているのは後者の「入門者のための最初のグランツーリスモ」。ゲームの進め方も「ドライビングスクール方式」を採用しており，「最初はステアリングの切り方から始まり，“コースをまっすぐ走るには？”といった教習を受け，最終的にはマニアでも納得できるようなレースを楽しめるようになります」とか。
車種はビート，カプチーノといったGTお馴染みの車のほか，ここ2，3年に話題となった車，今年の新車，チューニングカー，「フィット」「ヴィッツ」「デミオスポーツ」といった一見レースとは関係なさそうなファミリーコンパクトのシリーズまで網羅。コースも筑波サーキット，イタリア市街地，（工事前の）富士スピードウェイ，グランドキャニオン，ニューヨークと多岐に渡っているのが特徴だ。
「ゲームは，回を重ねるごとに複雑になることは避けられない。しかし一方で，初心者にとってはどんどん敷居が高くなっているのも事実だ。このGT4Pを発売することで，こうした初心者をGT4に導入していければいいと思っている」と語っていた山内氏。2,980円という価格についても「あくまでGT4と比べてこの価格，ということで決して内容が不十分だから，ということではない。普通のPS2ソフト1本として遊ぶことができます」とコメントしてくれたぞ。
気になるGT4Pの発売日は12月4日。まずは幕張メッセへ遊びに行って，そのデキを確かめるべし！
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