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海外作品も受賞！「第7回CESA GAME AWARDS」
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2003年10月30日 |
コンピュータエンターテーインメント協会（CESA）は10月30日，都内のホテルにおいて，「第7回 CESA GAME AWARDS」の表彰式を開催した。
「CESA AWARDS 2001-2002」は，2002年1月1日から2003年3月31日までに，日本でリリースをされたタイトルを対象にしたもの。一般ユーザーからの投票をもとに，業界誌，流通，クリエイターの代表から構成される選考委員会によって最終選考を実施，賞が決定される。
なお今年からは，海外市場にて最も高い評価を得た作品を表彰するグローバル賞（日本作品部門／海外作品部門）と，対象期間中に国内で最多販売本数を記録した作品を表象するベストセールス賞も新設。よりバラエティに富んだ面でゲーム作品が評価される賞となった。
今年度の「CESA GAME AWARDS 大賞」に輝いたのは，スクウェア・エニックスのMMORPG「FINAL FANTASY XI」とナムコの「太鼓の達人 タタコンでドドンがドン」！ 「FF XI」はネットワークゲームの面白さを広めた功績が，そして「太鼓の達人」はだれにでも楽しめるゲームとして女性層・ファミリー層など新たなゲーム層を獲得した功績が認められ，受賞に繋がったという。
壇上にあがった「FF XI」プロデューサーの田中氏は「FF XIは本日，米国で店頭発売になりました。開発がスタートしてから4年になりますが，その間ずっと開発を続けてくれたスタッフと，たくさんの冒険者たちに感謝を伝えたいです」とコメント。「太鼓の達人」プロデューサーの大石氏も「みなさんに叩かれて評価された（笑）賞だと思います。コントローラの開発にもかなり苦労しましたが，関わってくれた人たちみんなにありがとうと伝えたい」と喜びを噛み締めていた。
このほかにも，各受賞者から「初の3Dゼルダで賞がもらえなかったらどうしようかと……（笑）。次のゼルダも動いていますので期待してください！」（ゼルダ・青沼氏），「より多くのユーザーに遊んでもらえた，という意味でもベストセールス賞の受賞は嬉しい」（ポケモン・森本氏），「ユーザーの期待を裏切らないように頑張って制作していく」（鬼武者3・稲船氏）とゲーム制作に賭けた思いと受賞の喜びを聴くことができた。なかには「大賞を狙っていたのに残念です（笑）」（鉄騎・稲葉氏）なんて言葉も出ていたぞ。
なお今年は，「HALO」「HALF LIFE」「Grand Theft Auto:Vice City」「EYE TOY:PLAY」など，海外の良作が次々と受賞していることも特徴。日本のゲーム作品が海外に進出しているのと同じように，海外の作品に対する垣根もすこしずつ低くなっているようだ。
[SOFTBANK GAMES]
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