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「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」続編がPS2に!
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2003年10月31日 |
カプコンは本日(10月31日),都内にて「ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ハロウィーンパーティ」を開催した。
「ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は,'93年にティム・バートン氏が制作したアニメーション映画。カボチャ大王のジャック・スケルントンが,クリスマスを自分でやろうと試行錯誤する様子を描いたファンタジーで,独特の色彩と楽しい音楽に魅了される人も多い。
現在カプコンの三並氏が制作している「ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は,この映画の続編となる作品。ジャックやサリー,ゼロ,フィッケルスタイン博士,ウーギー・ブギーと,映画でお馴染みのキャラクターたちが次々と登場するぞ。
本日行われたハロウィンパーティは,同ソフトの制作を関係者にお披露目するために行われたイベント。壇上には(オースティンパワーズな)三並氏に加えて,(パイレーツ・オブ・カリビアンな)ブエナビスタ ゲーム ジャパンの内海州史氏,そして映画でもアートディレクションを担当したディーン・テイラー氏が登場し,現在の制作状況などを語ってくれた。
三並氏によると,同作で一番苦労している点はやっぱり“映像”。「トゥーンシェードも試してみましたが,どうしてもあの光と影の微妙な質感が出なくて……」とかなり四苦八苦したそう。「そこでディーン氏に意見を伺って,絵を描いてもらったらあからさまに画面が変わっていきました。すごい! と思った瞬間です」。
ディーン氏が制作で特に留意したのは主に“モニター上の色”で,「本当に事細かにモニターの色を指定してくれたんです。そのおかげで色味も映画そっくりになりました」(内海氏)という。その甲斐あってか,会場で流されたプレイ画面は本当に映画の場面を抜き出してきたような美しさで,会場のディズニー関係者からも「おぉー!」と感嘆の声が聴かれるほどのデキ。ファンも納得の美しさだ。
気になる発売は,「2004年の10月31日,ハロウィンの日に日本,米国,欧州で同時発売します!」(三並氏)とのこと。「僕はいっつも発売日でご迷惑をおかけしてますが……これだけは絶対に守ります!」(三並氏)と宣言していたので,ぜひ期待したい。
ディーン氏もゲームに関して「映画と同じ質感と興奮を伝えられる作品になっていると思います」と太鼓判。ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役の星野氏からも「このソフトはディズニー・ジャパン全社を挙げて応援していくつもりです」と,心強い言葉が聴かれていたのだ。
映画ファンにとっても,ゲームファンにとっても楽しみなPS2「ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。映画で愛を取り戻したジャック・スケルントンに降りかかる2度目の悪夢とは? 遊べる日をぜひ期待していよう!
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