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IT:「ゲームが人を暴力的にする」を学者が考える
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2003年12月16日 |
ゲームは,人間をダメにするという議論がある。いわく,人を暴力的にする,ひきこもりにする,“ゲーム脳”にする――。こうした主張の一部は,メディアにも乗って人々の不安をあおっている。では,実際にこうした問題を研究する学者たちはどのように考えているのか?
こうした疑問を解消する格好の機会に,先日出会うことができた。東京大学ゲームプロジェクトは12月12日,東大構内で「テレビゲームと子供たち−社会心理学の立場から−」と題した公開講義を開催した(記事参照)。これは「東京大学ゲーム研究プロジェクト」の活動の一貫として行われたもの。同プロジェクトは,東京大学大学院情報学環歴史情報論研究室とIGDA東京(International Game Developers Association東京支部)が共同で運営している。
講義では,社会情報学/社会心理学を研究する,お茶の水女子大学大学院,人間文化研究科の坂元章助教授が登場し,ゲームに関する研究の動向を紹介した。この内容を,本日から複数回にわたって短期集中連載のかたちでお届けしよう。
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