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メディア芸術祭で「FFCC」「EyeToy」が受賞
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2003年12月24日 |
CG・ゲーム・web・インスタレーション等のデジタルアート作品や,アニメーション・マンガの優れた作品を顕彰する第7回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が,本日(12月24日),発表された。
今年度の応募総数は1584点(海外から494点)。世界42カ国から寄せられた作品の中から,アート部門,エンターテインメント部門,アニメーション部門,マンガ部門の4部門でそれぞれ大賞1点,優秀賞4点が選ばれている。審査員には,バーチャファイターシリーズなどで知られるプロデューサー・鈴木裕氏,ポケモン代表取締役の石原恒和氏,そしてアニメーション監督の高畑勲氏などが名を連ねている。
今年ゲーム業界から受賞したのは,スクウェア・エニックスのGC「ファイナルファンタジー・クリスタル クロニクル」(エンターテインメント部門大賞),SCEE「EyeToy:Play」(同部門優秀賞)の2作品。空間に「ポケモン」の残像を残して遊ぶ玩具「ポケモーション」も優秀賞を受賞した。
このほかにも,Webで話題となりDVD化された「スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD」が優秀賞を受賞,いち早く映像を取り入れた造形作家として知られる山口勝弘氏も功労賞として選ばれている。
文化庁メディア芸術祭は,2004年2月27日から3月7日まで東京都写真美術館にて開催される。詳細な受賞作品については,下記表を参照のこと。
■アート部門 | 大賞 | デジタル・ガジェット6.8.9(インタラクティブアート) | クワクボ リョウタ | 優秀賞 | スリー(Webサイト) | three | パノラマボールとゼログラフ 映像メディアの別の進化論(静止画) | 橋本 典久 | E-BABY(映像) | PLEIX | Venus Villose(インスタレーション) | Silvia Rigon | 奨励賞 | 青の軌跡(インタラクティブアート) | 鈴木 太朗 | ■エンターテインメント部門 | 大賞 | ファイナルファンタジー・クリスタル クロニクル(ゲーム) | スクウェア・エニックス/任天堂 | 優秀賞 | EyeToy:Play(ゲーム) | SCEE/SCEJ | スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD(映像) | 真島 理一郎 | ポケモーション(遊具) | ポケモン開発チーム | THEgarden(Webイト) | lessandro Olrandi | 奨励賞 | アトモス 〜セルフパッケージングムービー〜(アトラクション) | atMOS Project | ■アニメーション部門 | 大賞 | 連句アニメーション「冬の日」(劇場公開) | 川本 喜八郎(企画・監督),ほか | 優秀賞 | ガラクタ通りのステイン(TV・OVA) | 増田 龍治(監督・原作・脚本) | こまねこ(短編) | 合田 経郎(キャラクターデザイン・監督) | 東京ゴッドファーザーズ(劇場公開) | 今 敏(監督・原作・脚本・キャラクターデザイン) | FRANK(短編) | 布山 タルト | 奨励賞 | 星の子(短編) | 小山内 久美子 | ■マンガ部門 | 大賞 | カジムヌガタイ-風が語る沖縄戦-(モーニング編集部) | 比嘉 慂 | 優秀賞 | てんじんさん(アクション編集部) | 木村 直己 | バカ師弟(ヤングマガジン編集部) | 足達 哲 | ヘルタースケルター(フィールヤング編集部) | 岡崎 京子 | 蟲師(アフタヌーン編集部) | 漆原 友紀 | 奨励賞 | 純喫茶のこりび(モーニング編集部) | いとう 耐 | ■功労賞 | 山口 勝弘 |
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