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ギャロップレーサー馬名訴訟,最高裁口頭弁論
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2004年1月16日 |
テクモは1月16日，「ギャロップレーサー」「同2」での競走馬の馬名使用に関する紛争について，最高裁判所にて口頭弁論が行われたことを明らかにした。
PS用ジョッキーゲーム「ギャロップレーサー」に，実在の馬名を無断で使用していたとして，馬主がテクモに対し損害賠償を求めていた。その後，テクモでは馬名使用料を支払っている。
だが，テクモでは，「馬名使用料の支払うことに異存なく，その根拠となっている物に対する『パブリシティ権』という新しい権利を司法機関（裁判所）が立法機関（国会）によらず，創設してしまうことを問題視し」，公益保護の観点から上告を行った。
従って，最高裁での審理内容は，「原判決における物に対する『パブリシティ権』の有無に関する法解釈について」となる。
テクモからのリリースによれば，今回の口頭弁論では，（原判決は）「新たに財産権を創設したものであり，物権法定主義（物権は法律で規定されたものに限定される）に反している」「原判決の判示するところは，法理論的に十分な考察がなされているとはいえない」などが出たという。
なお，判決の言渡しは2月13日となる。
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