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TVなしで太鼓の達人楽しめる? トミーが商談会
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2004年1月23日 |
トミーは,今春発売予定の新製品を集めた内覧会「トミーグループ 春・GW商戦商談会」を開催した。雑誌やTV番組とのタイアップ製品が会場にずらりと並び,来場した流通関係者たちが熱心に,製品の概要を聴いていたのが印象的だった。
今回のイチオシは“人造昆虫 ムシボーグ”だそーで,六輪のタイヤがついたカブトムシやクワガタのロボットを,特定のステージ上で闘わせるというもの。昆虫ブームとカスタマイズできるロボットという組み合わせで,男の子たちの人気になること間違いなし。5月発売予定。
また,TVモニタなしで「太鼓の達人」を楽しめる製品「太鼓の達人 どこでもドンドン」が人気を集めていた。
「ドラえもん」「アンパンマン」といったアニメソングなど10曲が収録されており、LEDに合わせて付属のバチで演奏する。通常のプレイのほか,連打ゲームなど多彩なモードがウリだが,太鼓の音を動物の鳴き声や掛け声などに変える機能も持っており,みんなで楽しめるのが嬉しい。4月に3,980円でリリースされる。
でもやはりトミーといえば,ミニカーの“トミカ”と鉄道玩具“プラレール”。
展示会場では,高さ1メートル以上ある巨大なトミカのロゴを,実際にミニカーで組み上げて作ってあり,来場者たちを驚かせていた。
最近,ランボルギーニなどの名車や古いトヨタの車などのミニカーを,「トミカリミテッド」としてリリースしている同社だが,今後もこの傾向を強化していく意向だ。これは,実車ファンを取り込み,シェアの拡大を狙うもの。車雑誌とのタイアップなども計画されているようで,まだまだ名車群が登場しそうだ。説明員によれば,「スーパーカー世代にはたまらないラインアップ」も予定されているとのこと。
一方,プラレールは,3月の九州新幹線開業に合わせた商品が用意される。ほかにも「機関車トーマス」関連プラレールや音の出るサウンドモデルにも新製品が次々登場する計画。
3月登場のミニチュアマウンテンバイクの「韋駄天翔」や,パンテーラなどの新製品も用意されるミニラジコン「ビットチャーG」もカスタマイズで走行が変化する仕組みで,各種カスタマイズパーツが用意され,男の子の熱中度に“刺さる”展開となっている。お子さんよりお父さんのほうがハマる可能性も……。
女の子向けの玩具にも注目作が多かった。4月発売予定のプリントネイルは,イラストプレートを駆使して簡単にクレイなネイルアートが楽しめる新製品。TV画面に向かってステッキを振ると画面が変化する「魔法のレッスン」など,ユニークなものが多数用意されていた。
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