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これなら欲しいかも…新タイプの電動アシスト自転車
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2004年1月26日 |
電動アシスト自転車というと,お買い物自転車,いわゆるママチャリにモーターとバッテリーがついたようなデザインが多い。電動アシストという機能には惹かれるけど,ちょっとコレに乗るのはなぁ……,という人も多いと思う。
しかし,今回紹介する自転車製造販売で大手の東部が発売した「AERO assistant」シリーズは見た目と性能を両立させた優れものだ。販売はサンワとなる。
「AERO assistant」シリーズの特徴は搭載されるモーターだ。後輪のハブ(車軸)部分に違和感なく組み込まれたモーターはパワフルで,これをコントロールするユニットとの組み合わせで発電も行えるのだ。
車輪が360度回転するうち,180度で駆動力を使用し,残り180度のときに発電するという発想だ。サンワらによれば,このシステムは走行状態を素早く分析し,例え平地走行であっても,余分なエネルギーがあるなと判断したらそれを充電に使ってしまうのだ。この充電機能(回生充電)があるため,走行距離を稼ぐために大きなバッテリーを必要としないのである。
発電状態になると通常はブレーキとして作用する負荷が発生するが,車軸に発電機がついているため,その負荷も比較的少ない。また,この負荷を逆手にとり,発電量を増やすセッティングにしてスタンドを立てて漕いでやれば,フィットネスクラブでお馴染みのフィットネスバイクの代わりにもなるし,しかも充電までできてしまうのだ。
このシステムはコンパクトでしかも既存の自転車にも簡単に組み込めてしまう。つまり,電動アシスト機能付きのマウンテンバイクも可能になったわけだ。メーカーの東部では今回紹介したタイプのほかにも,さまざまなバリエーションを計画中だ。お問い合わせはサンワのハイブリッド事務局(TEL:06-6972-7844)まで。
電動アシスト自転車はオバサンのものだけじゃなくなりそうだぞ。
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