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セガ,NTTの歌声音声合成技術の採用を検討
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2004年2月9日 |
日本電信電話(NTT)とNTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は,楽譜と歌詞から歌声を生成する技術「ワンダーホルン」のライセンス提供を開始した。
最大の特徴は,ビブラートやこぶしといった“歌唱スタイル”の調整機能を組み込み,多様な歌唱表現を付与できるようになったこと。個人の歌声を抽出し,肉声をそのまま再現することもできるようになった。少人数の歌声を足し合わせ,大合唱を合成することも可能だ。
入力インタフェースはMIDI規格に準拠し,アルゴリズムの軽量化も図られているため,DSPや家庭用ゲーム機などでの動作が可能。現在セガがゲームソフトやエンターテインメント事業向けに採用を検討しているという。
[SOFTBANK GAMES]
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