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「ミュー〜奇蹟の大地〜」27日に正式サービス開始
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2004年2月10日 |
ゲームオンは本日,都内にて「『ミュー〜奇蹟の大地〜』 プレスカンファレンス」 を開催,同ゲームの正式サービスを2月27日の20時から開始することを明らかにした。
「ミュー〜奇蹟の大地〜」は,韓国Webzenが開発,日本でゲームオンが提供するMMORPG。プレイヤーは“ミュティズン”と呼ばれる住民となり,かつて古代文明が栄えた“ミュー大陸”を舞台として冒険を楽しむことができる。
日射しが差し込む明るいレストランで行われた本日のプレスカンファレンスでは,ゲームオン代表取締役社長の金 鍾信氏,Webzen常務取締役の金 元善氏,そしてゲームオンで「ミュー〜奇蹟の大地〜」プロデューサーを務める椎葉忠志氏らが登壇し,βテストの結果報告,正式サービス後のアップデート内容などを明らかにした。
正式サービスが開始されるのは,2月27日の20時からで,料金は7日/500円,20日/1,200円,40日/2,000円,100日4,800円,1カ月1,500円の8体系。WebMonyおよびクレジットカードでの決済が可能となる。
正式サービスの開始に伴い,βテストは2月25日24時で終了する。もちろん,βテストで遊んだキャラクターデータはそのまま引き継ぐことが可能だ。
椎葉氏によると,同ゲームのαテストが開始されたのは今から約1年前の2003年4月28日。その後βテストが6月に開始され,7月には5万人,9月には10万人の会員数と順調に会員数を伸ばした。正式サービスは当初,昨年12月末での開始を予定していたが,正式サービスの実施にあたり「会員数で30万人の登録」を目標においていたため,じっくりと達成の時を待っていたという。その30万人を突破したのは本日で,ゲームオンの金 鍾信氏も「今日,この日を迎えることができて嬉しい」と感慨深げだ
βテスト期間中に遊んだ人のうち,62.5%の人が“初めてのオンラインRPGユーザー”。1日平均272分,1週間で5日以上プレイするユーザーが68.2%というアンケート結果からも,「初めての人でもハマれる」(椎葉氏)というゲームの側面が伺える。
また,ゲーム内のコミュニティを表すギルドの数は,1万1268ギルドとかなりの数に上り,参加キャラクター数も4万6000弱とコミュニティに参加するプレイヤーも多いことも特徴。「これらのデータを総合的に見ても,『ミュー』はどんどん伸びる続けるゲームだと確信している」と椎葉氏は自信をのぞかせた。
サービス開始後には,各種族でワンランク上へ転職・新たな武器やスキルが装備可能になる「チェンジアップシステム」,広大な砂漠が広がる新マップ「タルカン」,砂漠を渡るために不可欠な恐竜「ディノラント」が追加される予定。ファン待望のPVPシステム「決闘システム」も搭載されるという。
またユーザーからの悪質な問い合わせをポイント化する「ブラックリスト管理」,“カオス合成システム”での不慮の事故におけるアイテムの補填など,ユーザーにとって大事な問題となるサポート体制も充実させる計画。「積極的な注意・警告を行い,ユーザーのマナーを向上させることがサポートの最重要課題」(椎葉氏)として取り組んでいく意向だ。
その後も,サーバ間の友だちを検索・会話できるフレンドリスト,コマンドを簡易化するクイックコマンドのほか,自動的にほかのユーザーを追いかけるシステム,攻城戦などの実装も予定されている。これら機能を開発するWebzen金 元善氏も「レベルの高い日本ユーザーの意見を積極的に取り込んでいき,コンシューマ優位の日本で成功を収めたい」と今後の展開に意気込みを見せた。
ゲームオンの金 鍾信氏は「長いβテストの期間中,ユーザーからの多様なリクエストに応えいろいろな勉強をさせてもらった。その結果,30万人の登録会員という高い壁を乗り越えることができ,個人的にも嬉しく思っている」と挨拶を行い,発表会を締めた。なおゲームオンでは,正式サービスに向けてさまざまなキャンペーンを行っていく予定だ。詳細については,こちらのニュースを参照のこと。
[SOFTBANK GAMES]
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