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中古については今年中にシンポジウムを―ACCS
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2004年2月27日 |
コンピュータ著作権協会(ACCS)は本日(2月27日),定例の「平成15年第二回通常総会」を開催,専務理事の久保田氏が今年度の活動などを報告した。
まず今年度,ACCS会員企業に関連して起きた刑事事件は,全部で17件(うちゲームに関する事件は5件)。やはりオークションを利用した事件が多く,この件に関しては既報の発表の通り,Yahoo!と連携して競売出品の削除強化などを進めていく。
また著作権教育の啓蒙活動もより活動的に行う計画。「教育現場でハードのことは教えているが,ソフトや情報の取り扱いについての教育は全くと言っていいほどないことが多い。ACCSでは今後,教員に対するセミナーを行うだけでなく,授業研究や教材開発も実施していく」とした。
ACCSでは今後,ソフトウェアだけでなく,アニメなどのコンテンツビジネスについても著作権フォローを行っていく考え。なおゲームソフトの中古品販売への取り組みについては,「現在,新品,レンタル,上映とさまざまなライセンスビジネスの中の一つとして中古を取り扱う,という動きも出てきている。その辺も踏まえ,来年度中には制度設立を目指したシンポジウムを開いていきたい」と話している。
[SOFTBANK GAMES]
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