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PC98版の英雄志願とMSX2+版SFSがEGGで配信
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2004年2月28日 |
ボーステックは,同社が展開中のWindows用レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”において,新タイトル2本の配信を開始した。
今回配信されたのは,PC-9801「英雄志願」(マイクロキャビン・700円)と,MS2+版「ミッドガルツ・デュアルサイド」(日本テレネット・700円)。
「英雄志願 for PC98」は,英雄を夢見て冒険者養成学校に入学した3人の女の子を操作して,半年間の実習期間の間に依頼を受けていくRPG。移動先も依頼を受けるかどうかもすべて自由のフリーシナリオ,能力値を自由に上げられるフリーレベルアップ,その結果として変化するマルチエンディングなど,RPGの自由度を追求して話題となったタイトルだ。
後にセガサターンにも移植されたが(PC-FX版も発売予定だったよーな・笑),今回の元祖・PC98版は'94年にリリースされたもの。“プロジェクトEGG”の中では,「つい最近」のイメージがあるが,もう10年も前のタイトルになるのか……。
一方,「ミッドガルツ・デュアルサイド for MSX2+」は,ウルフチームのアクションアドベンチャー。セイクリッドファンタジーシリーズ(SFS)の記念すべき初作品で,あの人気作「アークス」シリーズの後の時代という設定。
青年カインが禁断の南の大地で,神の意志を抱く剣を見つけたことから壮大な物語が始まる。神が導く運命にカインは抗えないのか?
なおMSX2+用「DUAL SIDE」は,MSX2用として発売されていたSIDE A(前編)とSIDE B(後編)のストーリーを1パッケージとし,システムをMSX2+専用としたものだ。
最近,色んな意味でのマニアックなタイトルも多く,オールドファンを歓喜させている“プロジェクトEGG”。詳細・購入はSoftCityを参照のこと。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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