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ウイイレ・タクティクスイベントでジーコ監督の秘密が?
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2004年3月7日 |
本日(3月7日),恵比寿イーストギャラリーにてPS2「Jリーグウイニングイレブンタクティクス」の発売記念イベントが開催された。
このイベントは「Jリーグウイニングイレブンタクティクス」を購入した人の中から,抽選で選ばれた人だけが参加できるクローズドイベント。会場は幸運のチケットを手に入れたゲームファンやサッカーシャツを着た親子,現役サポーターなどで瞬く間に埋まっていたぞ。
イベントはまず,ジーコ監督と中西哲夫氏との記念撮影からスタート。ジーコ氏と一緒に写真が撮れる貴重な機会に,思わず顔がこわばってしまうファンを見たジーコ監督は,緊張をほぐすかのような笑顔で握手を交わすファンサービスを見せてくれた。うーん,いい人だ!!
そのジーコ監督はブラジル代表としてワールドカップに3度出場,トニーニョ選手,ファルカン選手,ソクラテス選手らと「黄金の中盤」を形成した名プレイヤーであることは周知の通りだが,そんなジーコ氏でも「子どものころ,左足は苦手だったんですよ……」との意外な声が。
この苦手意識はクラブチームに入った15歳〜16歳の時に集中的に練習して克服したそうだが,それでも「プロになっても,左足からのセットプレーとかは苦手だった」という。
実はジーコ氏の神業的な足技(フェイント)は「“利き足”の感覚を相手に置き換えて考えて」生まれたもの。 「例えば,(相手が)右が利き足だったら,とにかく右をかわすことを考える。右をかわせれば相手は左で対応するしかなくなり,当然反応も遅くなる。突破できる可能性も高くなると考えて練習しました」と,その秘密を明かしてくれた。
このほかにも会場では,4-4-2,3-5-2のシステムの違い,などを「タクティクス」を使用して説明する講義形式のトークも行われた。ジーコ監督の一言一言をウンウンと噛み締めながら聴くファンの姿に監督もつい熱が入っていた様子で,休憩の時間もトークに使われるほどの盛り上がりとなっていたのだ。
ちなみに2月に行われた代表の試合については「あれは心臓のテストみたいでした……。選手も予選の難しさ,というものを肌で感じたと思います」とコメント。「これからもああいった厳しい試合が続くと思いますが,一つ一つ勝っていきたいです」とファンにメッセージを贈ってくれていたぞ。
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