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GDCAでマーク・サーニー氏,松浦雅也氏が個人表彰
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2004年3月25日 |
世界中のゲーム開発者が投票することによって決定する権威ある賞「Game Developers Choice Awards」では,ゲームタイトルだけでなく,人物表彰も行われた。
既報ではあるが,マーク・サーニー氏にLifetime Achievement(生涯功労賞)が贈られた。
ゲーム開発者として,ゲームデザイナー,プロデューサー,プログラマーなどを経験,20年余りのキャリアを持ち,現在のゲーム業界のキーマンである。ゲーム業界に与えた影響も大きく,晴れて今年受賞となった。
「パラッパラッパー」や「モジブリボン」などの開発者である松浦雅也氏も「First Penguin Award」が贈られた……。
この賞は「勇気を持って水の中に飛び込んだ最初のペンギン」という意味で,失敗を恐れずに新しいジャンルなどを切り開いたクリエイターに贈られる賞だ。去年はアタリVCSに参入したActivisionの当時のスタッフに送られた。
松浦氏の功績はもちろん,音楽ゲームの基礎を作り上げたことだ(そこそこ,「オトッ○ー」とか言わない(笑))。「パラッパラッパー」が築いたリズムアクションゲームは以後「ウンジャマラミー」など同氏の作品だけでなく,他社作品でも多くのフォロアーを生み出している。
また,「ネヴァー・ウインター・ナイト」や「ジェイドエンパイア」などで知られるBioWare社のRay Muzyka,Greg Zeschuk両氏には「IDGA AWARD FOR COMMUNITY CONTRIBUTION」が贈られた。これはGDCなどIDGAの活動に参加し同団体の発展に貢献した人に贈られる賞だ。
[SOFTBANK GAMES]
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