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アルゼのネット対戦新作とカジノ気分に浸れる筐体
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2004年4月6日 |
既報の通り，アルゼは4月6日，都内のホテルにおいて最新アミューズメント機器のプライベイトショーを開催した。この夏にリリース予定のアーケードゲームなどが多数出展され，会場はAM施設関係者や報道関係者で満員となった。
人気を集めていたのは，ネットワーク対応汎用ビデオゲーム機「ぷらっとネット」用タイトル。
「ぷらっとネット」は，専用の“ぷらっとカード”でユーザー認証を行い，各種対戦が可能なネットワーク筐体だ。1枚の“ぷらっとカード”で，対応するゲームどれでもプレイ可能だ。
今回は“ぷらっとカード”を販売するマシンも出展されていた。この機械ではカードの購入のほか，指定の位置に自分のカードを置くと，対戦成績などの個人のゲームデータが画面に表示される機能も持っている。
クライアント筐体は，画面はタッチパネル仕様で，プライベートショウでは，スーツを着た年配の方も手軽にプレイを楽しんでいた。ツインモニタ仕様で，サブ情報を一方のモニタに表示して利用する新たな提案も期待される。
今回出展された「ぷらっとネット」対応作品は，「雀凰道」と，「バトルマリン アーケード」。
「雀聖道」は，イカサマなしでの4人打ち麻雀ゲーム。
“ぷらっとカード”での認証後，全国の店舗や店内での対戦が可能となる。CPUプレイヤーとして，30名の実在麻雀プロも登場するので緊張感も倍増。段位戦では，プレイヤー同士で守護石を奪いあってランキングアップを目指す。いずれにしろ，オンラインを介して実際の対局ができるので，全国のツワモノと勝負できるのは嬉しい。
一方の「バトルマリン アーケード」は，潜水艦と対戦する人気PC用ゲームの業務用への移植。
コミカルな潜水艦を操り，魚雷やアイテムを使って，ほかのプレイヤーが操作する潜水艦と対戦！ 潜水艦の動きと多彩な戦術を3連のダイヤルコントローラで操作する。ツインモニターを上手く活用し，魚雷を上手く繰り出そう。
実際にプレイしてみたが，このダイヤルコントローラが，魚雷の軌道調整などを簡単にしてくれるところが秀逸だった。なお，4対4の最大8人でのチームプレイができるという。
タッチパネルといえば，“ハイクオリティリアルディーラーカードゲーム”と名付けられたメダルゲーム「シャッフルブロスバカラ」も人気を集めていた。
カードゲーム・バカラをフィーチャーしたもので，ディーラーのCGが映し出された大きな画面の前に，DLPのテーブルが広がる筐体で，そのまわりにプレイヤーが座るという，カジノそのもののアミューズメント機器だ。
3Dモーションキャプチャーによって再現されたという，本物のプロディーラーディーラーのカードさばきは，いやが上にも緊張感を煽る。プレイヤーは，テーブルのDLP上に映し出されるチップの映像に直接触れることでチップをかけていく。これがウリなのだが，テーブルの上に手を触れるだけで，かなり臨場感が増すのにはビックリ。画面のディーラーが軽快にきるカードを見上げつつ，チップをかけていると，気分はラスベガス!?
アルゼでは，ポーカーやブラックジャックなどの人気ゲームを次々シリーズ化していくというから期待せよ。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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