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コーエー「大航海時代Online」内容が明らかに！
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2004年4月14日 |
コーエーは本日（4月14日），Windows用MMORPG「大航海時代Online」の発表会を開催した。
中間決算発表会でのタイトル公開から実に半年ぶりとなった本日の発表会には，コーエー代表取締役会長の襟川恵子氏，同社代表取締役社長の小松清志氏，オンラインゲーム担当執行役員の松原健二氏，「大航海時代Online」プロデューサーの上野彰三氏が登場。「今までにない新しいオンラインゲームの答えの一つだと考えている」（松原氏）と意気込む「大航海時代Online」について，その内容が明らかにされたぞ。
まず「大航海時代Online」は，16世紀の欧州をテーマとしたSLGの人気作「大航海時代」をオンライン化した作品。プレイヤーはポルトガル，イングランドなど国に所属する一隻の船長として，広大な大海原へと冒険に出ることになる。
ゲームの主な目的はモンスターと戦うことではなく，『未開拓の航路を切り開く』『遺跡の探検』『交易での一攫千金』であり，「モンスターと戦うことが主な目的とはならない」（上野氏）。広大な海の彼方を旅する「冒険家」，多彩な交易品の売買を楽しむ「商人」，洋上で命を賭した戦いを繰り広げる「軍人」（海賊）など，プレイヤーのスタイルに合わせて遊べるのがウリだ。
プレイヤーキャラはもちろんのこと，基地とも言える「船」も，材質や形，武装，帆や紋章など，さまざまなカスタマイズが可能。大きさも大型帆船のガレオンからヨットのような小型船までが用意されている。
パーティ（船団）は基本的に5人まで。PvPで対決できる「危険水域」，国vs国で領土争いを行う「大海戦」と“闘い方”も多種多様だ。
ちなみに，プレイヤーの職業である「冒険家」「商人」「軍人」はあくまでも目安で，商人であっても冒険することができるという。上野氏によると「全部で50種以上の職業が予定されている」とのことなので期待したい。
なお発表会では，冒険家で楽しむ遺跡探検の一部が実機でのプレイで紹介。ギルドでパーティを集め，出航所で準備を整えて航海へと旅立つ場面から，目的地に着いて遺跡を探検するシーンなどを見ることができた。残念ながら艦隊戦の様子は見ることができなかったが，航海時の景色の美しさ，船団メンバー・旅先での情報交換，遺跡での記念撮影など，楽しそうな冒険の一部をかいま見ることができたぞ。
注目のβテストは2004年夏から開始され，正式サービスも今冬にはスタートするという。料金体系は，日本で「パッケージ販売＋課金」，中国，韓国，台湾で「無料ダウンロード＋課金」となる予定だ。
なお「大航海時代Online」は，中国，台湾，韓国でもサービスが提供されるという。しかしながら，基本的に各国の「GAMECITY」を通してのプレイとなるため，各地域のサーバでのプレイのみとなるとのことだ。目標ユーザー数は日本，台湾，韓国が15万人で中国が30万人。
コーエー代表取締役社長の小松氏は最後に，「これまでの『大航海時代』でユーザーの皆様の想像力に頼っていた部分を現実に提供した作品が『大航海時代Online』。ファンの皆さんに本当に満足できる作品になると思いますので，ぜひ期待してください」と締めた。βテストや海戦の詳細についても，「近々発表される予定」（上野氏）とのことなのでぜひ期待すべし！
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[SOFTBANK GAMES]
※4月15日に「大航海Online」の料金体系について変更がありました。詳細はこちら。
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