|
ネットゲームプレイに当たっての健康ガイドライン
|
|
2004年4月16日 |
エヌ・シー・ジャパン,ガマニアデジタルエンタテインメント,ガンホー・オンライン・エンターテイメント,ゲームオン,NHN Japanのネットワークゲーム5社は4月16日,ユーザーがオンラインゲームを遊ぶ際に留意してもらう「健康ガイドライン」の内容について合意したことを発表した。
日本国内でもブロードバンドの普及に伴い,オンラインゲームへの注目が高まりつつある。今回の「健康ガイドライン」は,オンライゲームへの正しい認知の啓蒙と,市場の健全な成長の促進を目指すというもの。
「健康ガイドライン」は以下の通り(原文のママ)。
1.プレイする際は,時間を決めて時々休憩を取るようにお願いします。 長時間ゲームをするときは,1時間に15分程度の休憩をおすすめします。
2.目が疲れてきたときは,すぐにゲームをやめるか,早めに休憩を取るようにお願いします。また,休憩中はできるだけ立って歩くなどして,リフレッシュするように体を動かすことをおすすめします。
3.プレイする際は部屋に明るくして,モニタに近すぎないようにお願いします。 ごく稀に,光の刺激を受けたり,点滅を繰り返す画面を見たりしていると,一時的に筋肉の痙攣や意識の喪失などの症状を起こす方がいらっしゃいます。 こうした経験のある方は,事前に医師とご相談いただけますようお願いします。
4.できるだけ無理のない姿勢でのプレイをおすすめします。 長時間,無理な姿勢を続けることは,人体への損害,苦痛,疲労の原因となる場合があります。
5.お酒を飲んでいるとき,睡眠不足のときはゲームをしないようにお願いします。
6.ゲーム中,画面を見ていてめまい,はき気,つかれなどを感じた場合は,すぐにゲームを中止し,医師に相談したり,診断を受けることをおすすめします。
最近,韓国などで,オンラインゲームに熱中するあまり,体調を崩したりする報告が相次いでいる(中には死亡した件まである)。今回のガイドラインは,こうした事故の再発を防ぐためにメーカー側から共同喚起されたものとして注目される。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
|