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菅原健氏キャラデザ! 日本一のホラーADVが登場
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2004年4月23日 |
日本一ソフトウェアは4月23日,PS2用ADV「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」を2004年夏に発売すると発表した。
「流行り神」は,都市伝説を題材にしたホラー作品で,基本的に選択式のテキストアドベンチャー。だれでも手軽にプレイできるのが嬉しい……が,めちゃくちゃコワイよ〜。
プレイヤーは警視庁の刑事となって,身の回りに起こるさまざまな事件を“科学的”に解明するか,“オカルト的”アプローチで捉えるかの選択をして話を進めていく。この選択によって,物語の方向が大きく変化していく。
「チェーンメール」「コックリさん」など本編全4話で構成され,各話ごとに物語の分岐が存在する。前述のようにこのときのプレイヤーの選択で結末に変化が? ストーリーを進行していくと,ほかとは色が違うテキストが混ざって出てくる。これが“キーワード”で,これを発見・収集して各話に発生する「推理ロジック」モードで活用できる。事件に隠された謎をこのモードで解明して物語を分岐させていくのだ。
さらに「Self-question」なる,物語の合間に入る自問自答のシステムが特徴。複雑怪奇な事件を再度整理し,今後の指針を決定することができる。画面上にナビゲーターが表示され青だと順調に思考展開していることを示し,矛盾などがあると赤くなるらしい。
また,選択肢には決定するのに“カリッジュ”と呼ばれるポイントが必要な場合もある。このカリッジ・ポイントには限りがあるので注意。ポイントが足らなくて選択ができないこともあり,これも物語の展開に影響していく。
キャラクターデザインは,SOFTBANK GAMESでもお馴染の実力派デザイナー・菅原健氏。独特のシブいイラストで,濃厚なホラーを盛り上げてくれる。登場キャラクター30人にも上るというから,菅原氏のファンも発売が楽しみだ。
価格は未定。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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