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IT:ソニー,PSPの「赤字スタート」を予測
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2004年5月14日 |
ソニーの新しい携帯ゲーム機「PSP」は,部品価格と初期開発コストのため,初めは利益が出ないだろうと,同社の米国ゲーム部門責任者は5月13日にロイターに対し語った。
Sony Computer Entertainment of America(SCEA)のCEO(最高経営責任者)平井一夫氏は,ロサンゼルスで開催中のゲーム業界展示会E3での取材に応え,PSP発売時には自社製,他社製のゲームソフトが最低でも6〜10タイトル用意されていなくてはならないと語った。
だがそれと同時に,「このゲームをやるためだけにPSPを買いたい」とコンシューマーに思わせるような1〜2タイトルのヒット作(キラーアプリ)を特定できるのなら,発売時に多くのゲームを投入する必要はないだろうとも同氏は語る。
SCEは,この4年間で最も重要な新ハードであるPSPを,年内に日本で,2005年初頭に北米と欧州で立ち上げる計画だ(5月12日の記事参照)。価格は設定されていないが,ほとんどの業界関係者は,音楽や映画も再生できるこのデバイスが199〜299ドルで販売されると予測している。
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