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セガ,米国ソフト伸び悩みで16年度の業績伸びず
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2004年5月18日 |
セガは本日(5月18日),平成16年度3月期通期業績を発表,最終的な純利益でほぼ予想通りの87億6,000万円となることを明らかにした。国内でソフト販売,業務用が好調となったものの,一部タイトルの延期,米国で新作ソフト販売が不振となった。
通期のソフト販売本数は国内が27タイトル277万本(計画30タイトル323万本),米国が22タイトル421万本(同 24タイトル423万本),欧州22タイトル158万本(同 24タイトル192万本)。特に米国では旧作のリピート受注が計画以上となったものの,主力であるスポーツタイトルの販売が大きく下回り,全体として計画を割り込む結果となった。
また棚卸し資産,投資有価証券などを見直し,48億9,300万の特別損失を計上したことも影響した。
セガでは,今期の北米での不振を鑑み,機能強化を目的とした新体制を秋に発足済み。国内での販売部門の強化,経費構造の見直しも完了しているが,本日発表された開発ソリューションの再配置などを含め,さらなるコスト構造の抜本的改革を推進していく考え。17年度3月期の業績は売上高2,040億円,経常利益125億円,当期純利益80億円を見込んでいる。
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