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「三国志英雄伝」著作権問題に決着
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2004年5月21日 |
システムソフト・アルファーは,同社公式サイト上において“お詫びとご説明”という形で「三国志英雄伝」における著作権・著作者人格権の侵害を認める文書を掲載した。
これは,コーエーがシステムソフト・アルファーが頒布・販売したWindows用ゲームソフト「三国志英雄伝」の中の多数の武将のCGにおいて,コーエーのゲーム「三國志VII」「真・三國無双2」などの中の武将CGを無断で改変した上,コーエーの社名を表示することなく複製使用した,として東京地方裁判所に提起していた件に対してのもの。
システムソフト・アルファーのページでは,「指摘を受けたCGは中国の弊社下請け会社で作成されていたものだが。その類似性からコーエーのCGを流用して製作したものと思われ。指摘されたCGの多くが著作者人格権を侵害しているものと判断されるとの結論に至った」とし,著作権・著作者人格権の侵害についての謝罪文を掲載している。
システムソフト・アルファーでは,自主的に本件ゲームソフトの販売を中止してこれを回収するとともに。体験版の配布や「三国志英雄伝」の宣伝広告も中止した。
[SOFTBANK GAMES]
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