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ガンダム一年戦争の謎に迫る!短編映像が7月上映
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2004年6月2日 |
バンダイは本日(6月2日),千葉県・松戸の「BANDAI MUSIUM」一周年を記念した映像作品「機動戦士ガンダム MS IGLOO ―1年戦争秘録―」の記者発表会を開催した。
本日発表された「機動戦士ガンダム MS IGLOO ―1年戦争秘録―」は,「機動戦士ガンダム」の“1年戦争時代”を舞台にした完全新作のフル3DCG映像。“宇宙世紀0079”――後に“1年戦争”と呼ばれるようになった時代を舞台に,新兵器開発に奔走した「第603技術試験隊」を主人公にした短編映像だ。
次々に戦場へ新兵器を投入し,地球連邦軍を脅かしたジオン公国軍。その新兵器を支えたのが,技術本部のスタッフを引き抜くことで新設された「第603技術試験隊」だった。 同軍の役目は,新兵器の実践運用試験を実施し,本国へ報告を行うこと。一見華々しく見られた部隊だったが,実態はまるで異なり,問題が山積する。さらに戦争が激化するにつれ,スタッフは過酷な現実を直視することなってしまう――。
制作には今西隆志氏(監督・機動戦士ガンダム0083など),出渕裕氏(スーパーバイザー・ラーゼフォンなど),荒牧伸志氏(デザイン・アップルシードなど),カトキハジメ氏(デザイン・機動戦士Vガンダムなど),などが参加。ガンダムのみならず,さまざまな作品で得られた経験値が,「MS IGLOO」に注ぎ込まれることになる。
発表会では,今西監督,出渕氏,荒牧氏が姿を見せ,現在「ラストスパートで制作中」(今西監督)という作品の見どころを語ってくれた。
「MS IGLOO」最大の特徴は,「この場所(BANDAI MUSIUM)で上映するために制作された作品だ」(今西監督),ということ。「フルCGで制作したのも,『(ミュージアムの)展示物がすべて立体物で制作されているから,映像をセル画で作るのは不似合いだろう』と思ったから。ファンには(1/1スケールのガンダムが置いてある)7階がサイド7で,地下1階(上映会場)がサイド3,といった感じで見て欲しいですね」と今西監督は話していた。
またデザイン面からコメントした荒牧氏によれば,「ファーストガンダムのファンにも十分楽しんでもらえる作品。個人的には,どっちかっていうとカッコ良くない,渋いメカデザインに注目して欲しいですね」とのこと。大型戦艦グワジン,軽巡洋艦ムサイ,サラミス巡洋艦,マゼラン級戦艦などの両軍の名鑑も,カトキ氏の手によりバッチリ3D化されているということだ。
7月19日から上映されるのは,1話「大蛇はルウムに消えた」,2話「遠吠えは落日に染まった」の2作品(各25分)。3羽「軌道上に幻影に疾る(仮)」は9月に上映される。なお「機動戦士ガンダム MS IGLOO ―1年戦争秘録―」の自体は3部作で,3話で1部完結となるという。
入場料金や上映時間は未定だが,「オリジナルフィギュア付きの前売り券など,現在さまざまな施策を考えている」(バンダイミュージアム・上村館長)とのこと。SBGでは,続報が入り次第お届けしていく予定なので,ぜひお楽しみに!
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