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タイトー,Winベースの業務用ゲーム基板・写真追加
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2004年6月3日 |
タイトーは6月3日,Windows用をベースとした業務用ゲーム基板「Type X」を東芝パソコンシステムと共同で開発したことを明らかにした。東芝パソコンシステムとが製作を,タイトーが企画・仕様などを担当している。
「Type X」は,PCとWindows XPをベースとしたており,製造コストの低減と,安価で汎用性の高い開発環境が利用でき,ゲームソフト開発の大幅なコストダウンを実現する。リリースによれば,これにより既存ゲーム基板に比べ10%〜15%の安価な販売価格設定が可能だという。
Windowsベースであることからも,海外ソフトの移植作も期待できそう。ゲームソフトの記憶媒体はHDDを利用。
タイトーでは,ゲームメーカー各社に「Type X」の採用を呼びかけて行く方針で,今期約2万台の販売を目標にしている。来期は海外展開も図る。なお,タイトー自身の「Type X」によるタイトルは10月ごろ導入予定としており,今期中には5〜7タイトル投入する計画だ。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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