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Mac版「Halo」,音声&テキスト完全日本語で登場
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2004年7月23日 |
マイクロソフトは7月23日(本日),Macintosh版「Halo」の発表を行った。この発表会はJ-WAVE主催のイベント「J-WAVE CREATIVE & COOL SESSION powered by Microsoft Office for Mac」の一環として実施されたもの。
まず壇上に立ったMSの執行役パーソナルシステム事業部事業部長・五十嵐章氏は,「2年ほど前に,アップルの服部氏らと飲み会で約束した」というMac用ゲームの販売を発表。ついに実現した「Microsoft Mac Games Collection」という名で,シリーズ化されることに。同シリーズとして,順次ゲームタイトルが投入される。
MSの風間彩氏(下写真・中)によれば,「Microsoft Mac Games Collection」の展開の背景として,日本は他国と比較してMacの一般ユーザーへの普及率が高いのに日本語化されているMac用ゲームが少ないことなどを挙げている。また,近年のMacはデスクトップ・ノートともに3Dグラフィックを動かすための3Dアクセラレータカードを初期状態で搭載しており,(Macの)ユーザーがハイスペックのゲームをプレイできる環境にあることも,Mac用ゲーム展開を行う理油だという。
その「Microsoft Mac Games Collection」第1弾がXboxやWindowsで大人気のFPS「Halo」となる。
正式タイトル名「マイクロソフト ヘイロー コンバット エボルヴ Mac版」は,ゲーム内の音声もテキストも完全日本語化。「Halo」のキャンペーン(シングル)モードは,次々と与えられたミッションをクリアしていくタイプのため日本語化のメリットは十分,だとMSでは見ている。さらに,オンライン対戦では,Mac版同士のユーザー間だけでなく,Windows版ユーザーとの対戦も可能だ。
MSのMac用3ボタンマウスにも対応し,快適なアクションが楽しめるほか,Cinema DisplayやPowerbookG4のワイドディスプレイやノート型Macにも対応している。
その後,ゲストとして,米Mac Softのジェネラルマネジャーのアル・シリング氏が壇上に。「『Halo』はストーリーの奥深さが魅力。日本語でMacのタイトルがリリースできて嬉しい」とコメント。
またアップルコンピュータのマーケティング本部ワールドワイドディベロッパリレーションズ/プロダクトマーケティング部長の服部浩氏は「2年前の話では,(Mac用)フライトシミュレータを出してくれと話したような記憶が……」と五十嵐氏を慌てさせる。「Microsoft Mac Games Collection」の第2弾以降は未定だというが,是非MacでMSのフライトシムをやってみたい!!
気になる発売は今秋。MSでは,8月上旬から予約キャンペーンなどの展開を予定している。
最後はWin版「Halo」世界大会5位入賞の“SIGUMA”氏が,壇上と別場所にあるMacでオンライン対戦のデモ。「Win版と全く遜色のないデキ」と,「Halo」のトップゲーマーも太鼓判を押していた。Macユーザーが世界を代表するFPSができる日はもうすぐだ!!
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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