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巨大戦艦大和を描く―「男たちの大和」が映画化
2004年8月9日
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 東映は本日(8月9日),都内にて映画「男たちの大和/YAMATO」の制作発表会を開催した。

「男たちの大和/YAMATO」は,“世界最強”“不沈神話”を謳われながらも,乗員3333名と共に東シナ海に散った戦艦「大和」を描く作品。太平洋戦争勃発直後に建造が開始され,4年の歳月を掛けて完成するも,最後は特攻隊としての出航をせざるを得なかった「大和」を,一人の下士官の視点から語り継ぐ。

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 原作は,当時の生存者の話などをもとに,「大和」下士官たちの生の足跡を綴った辺見じゅん著の「男たちの大和」(上・下,ハルキ文庫)で,監督は「人間の証明」「空海」などを手がけ,日本映画の礎を築いてきた佐藤純彌氏が務める。現在脚本が制作中で,2005年春には俳優によるドラマ部分の撮影を実施する計画だという。

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 今回の映画制作で特別な想いを抱くのは,19年前に戦艦大和探索調査の委員長を務め,今回の映画制作資金でもその大部分を個人出資しているという角川春樹氏。同氏は,「私自身も戦争体験者ではないが,大和で散った人たちの魂を蘇らせる,ということは,現代にとっても大きな意味を持つと考えている。太平洋戦争で散った人たちの代表が“大和”であり,“下士官たちの視点からの戦争ドラマ”であるこの映画を丹念に描いていきたい」と慎重な面持ちで話す。

 また原作者である辺見じゅん氏も,「大和に乗船したのは突然転籍を言い渡された人,結婚したばかりの人,招集されたばかりの人など,そのほとんどは若い人だったという。映画ではこうした“男たち”ばかりではなく,男たちに関わる女性たちの姿も描いてください,と監督にお願いしている」と言葉を選びながらコメントを綴った。

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「この映画は私の遺書だと思っている」(角川氏)と,さまざまな想いとともに制作が開始された映画「男たちの大和/YAMATO」。全国300スクリーン規模で,2005年秋の公開が予定されている。


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