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「サクラ」発表会で紐育の後輩と帝都・巴里が共演
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2004年8月25日 |
本日(8月25日)行われた「サクラ大戦」に関するプロジェクト発表会では,帝都・巴里・紐育の各華撃団の全出演者がそろうという,華やかなものとなった。
最初に壇上に登場したのは,帝都花組の7人。みなドレスを着ての登場となった。司会を務めたさくら役・横山智佐さんが「貫禄がありますね」とツッコミを入れて,場内爆笑。
その横山さんとのやり取りで,マリア役・高乃麗さんは「(控え室などで)巴里や紐育の後輩たちとも,10年近くになる思い出話をして楽しかった」と,新たなメンバーが増えることが嬉しそう。
カンナ役の田中真弓さんといえば,赤の素晴らしいドレスを着てらっしゃったのだが,お母様に「(先日のスーパー歌謡ショウでの)サルのほうが似合う」と言われたとかで苦笑い。また,ミニライブを9月にひかえたレニ役・伊倉一恵さんは「花組最後を飾ることになって責任があるが,今からとても楽しみ」と話してくれた。
紅蘭の渕崎ゆり子さんは,2005年1月に新春歌謡ショウが決定したことに対し,「ますます奮闘する花組が見られるはず」と話す。何でも「新春歌謡ショウ」は,花組側からも色々舞台内容に関する意見を提案するのだという。その会議が伊倉さん宅で行われたこともあったようだが,ほとんど食事会で終わったとか。また花組で考えた舞台案を広井氏に丸ごとボツにされたこともあるなど,貴重な話が聴けたのだ。織姫の岡本麻弥さんは,「サクラ大戦物語・帝都篇」の製作が開始されたことを喜んでいた。
アイリスの西原久美子さんが紐育華撃団の面々について「わたしたちみたいにイマジネーションは必要ないよ〜。若いし,ビジュアル的にもオッケー!!」と,イチオシ。集まった取材陣も「V」キャストがだれか,思考を巡らせる。
続いて巴里華撃団がお揃いのアオザイを着て登場。エリカの日高のり子さんは,5年目を迎えたことについて「それまでほとんど一緒に仕事をしてなかった5人だけど,今は家族ぐるみのお付き合いをさせてもらってる」と,その結束力の高さを感じさせるコメント。
また,10月から発売されるOVA「サクラ大戦 『ル・ヌーヴォー・巴里』」について,花火の鷹森淑乃さんが第1巻を説明。花火の父が巴里に来るが,肉親といえども,機密事項である華撃団の任務を話すわけにはいかない……。どうする!? というストーリーだという。映像も一部流されたが,花火やコクリコだけでなく,グリシーヌやロベリアの活躍にも期待していいぞ!! 笑えた。
そのロベリアの井上喜久子さんは,今年も恒例のディナーショウが開催決定したことについても触れ,「毎年,ファンの人とはクリスマスをすごせて幸せ」とのこと。今年もカッコイイ&セクシーなロベリアのステージが見れて,僕らも幸せだっ!!
グリシーヌの島津冴子さんは,巴里の歌について「初めはシャンソンが多いかと思ったけれど,欧州のさまざまな要素が入った歌があって楽しい」と話す。お気に入りの歌が,巴里全員でショウで歌えたことが嬉しいと,ここでもチームワークの高さが痛感できるコメントが聴けたのだ。コクリコの小桜エツ子さんも,紐育の後輩ができて嬉しそう。「自分たちも初心を大切にこれからも頑張る」と締めてくれた。OVAもディナーショウも楽しみっ!!
2つの偉大なる華撃団の挨拶の後,ついに新たなメンバーが登場。
ジェミニンラ・サイズ役の小林沙苗さん,サジータ・ワインバーグ役の皆川純子さん,リカリッタ・アリエス役の齋藤彩夏さん,ダイアナ・カプリス役の松谷彼哉さん,九条昴の園崎未恵さんが壇上に! シャツが白でズボンが黒で統一してカッコイイ!!
それぞれがキャラクターを解説し,「サジータはクールでカッコイイ」(皆川さん),「ダイアナ同様,私も天然なので……」(松谷さん),「トラブルメーカーなのは私と似ている。あ,リカリッタは“リカちゃん”と呼んでね」(齋藤さん),「感情の表現やセリフまわしが独特」(園崎さん)と,自分と役が似ているかどうかなどのコメントが聴けた。
また,ゲームとしては異例に厚い台本に驚いたとか,舞台をやろうと広井氏に言われたとか,も〜初々しい。プレッシャーがすごいだろうが,「サクラの世界を守りつつ,新しいものも作っていきたい」(小林さん)というから期待したい。頑張れ紐育星組!!
さらに,主人公が代わることが「V」の特徴でもある。帝都・巴里の隊長だった大神役・陶山章央氏と,「V」の新主人公・大河新次郎役の菅沼久義氏がそろって壇上に。なんと大河は大神の甥という設定。そのため必殺技も同系列で,菅沼氏が陶山氏に演じるコツを聴きにいったとか。また「サクラの一員として,早く認められるようになりたい」と気合い十分の菅沼氏に,司会の横山さんも「う〜ん,初々しい〜」を連発。
その後,この日のクライマックス。帝都華撃団による「檄! 帝国華撃団」,巴里華撃団による「御旗のもとに」,そして初お披露目となる紐育華撃団の「地上の戦士」が,メドレーで披露されたのだ。「地上の戦士」ですが,先輩たちの曲に負けずいい曲。紐育華撃団の歌唱力・踊りもかなりハイレベルだった。報道陣にCDも配布されたが,記事を書きながらもう100回も聴いてしまった。
最後には,帝都・巴里の先輩から紐育華撃団の面々に花束贈呈が行われ,新たな時代を痛感させた。
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