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花組を見守る副指令のメドレー…折笠愛ミニライブ
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2004年8月27日 |
ついに副指令も“Sakura Cafe”のステージに!! セガアミューズメントは8月27日（本日），折笠愛さんの「Sakura Cafe ミニミニライブショウ」を開催した。
ミニミニライブは，「サクラ大戦」の世界をイメージしたスペース“Sakura Cafe”（東京・池袋）において毎月行われているもので，帝国華撃団の人気声優による歌やトークが楽しめるというイベント。7回目となる今回は，藤枝あやめ／かえで役の折笠さんの出番となった。今回も平日の昼間だというのに，客席は満席。
客席の後ろから歌謡ショウの伏姫の衣装を着て「伏姫祈願」を歌いながら登場した折笠さんに，お客さんたちもビックリ!! その美しさにうっとりする女性の来場者も。折笠さんも，「初めて本格的に劇中劇で演じられた」と伏姫がお気に入りの様子。
折笠さんは，その衣装のまま，客席中にあるサブステージ，メインステージを回ると，何とステージ上で早着替え。再びスポットが当たるとカクテルドレス風のセクシーな姿に!!
「もう8年になるんですね!!」と，歌謡ショウを振り返ると，原点でもあるあやめさんの「夜のサンバ」をセクシーに熱唱。客席に降りると，誘惑的な視線とともにお客さんの肩に腕を絡ませる。そのセクシーっぷりに，客席も盛り上がる。と，ここで折笠さんは，客席の後ろで観劇していたダンディ団のボスこと・園岡新太郎氏を見つけ出しサブステージでデュエット。見つめ合い，体を重ねる“大人の世界”を披露してくれた。思わずワインを飲んで見たくなるようなシーンに，思わず「カッコイイ〜」の声も。
続いて，園岡氏とのデュエット曲「バスは行く行く夢乗せて」に。ここでも衣装チェンジを行う折笠さん。さすがにここでは舞台裏へ。その間に，バスを用意しておくように頼まれる園岡氏。OVAでは船まで持っていたダンディ団のボスだが，園岡氏は「僕は持ってません」と苦笑い。バスの絵を描いた段ボールをマイクスタンドに貼り付け，ハンドルだけ振り回していた。ちなみに洗面器を振り上げて，「“風呂（バス）”桶だ」と寒いギャグをかましていた園岡氏だったが，実はコレ，親方の案だったそーな。ウケて良かったね!!
ちょっとレトロ風の白いドレスで再登場の折笠さん。肝心のデュエットのほうは，もう完璧!! 折笠さんの芯が通った歌声と園岡氏のハリのある声が見事にマッチしていて，素晴らしいのひと言。かなりのハイレベルの共演にお客さんたちも，われんばかりの拍手で盛り上げる。
拍手に包まれて園岡氏がステージを後にした後も，折笠さんは「恋の発車オーライ」「信じられること」を連続で歌い上げる。“オーライ”の掛け声を客席にリクエストするなど，結構ノリノリでした。
その後は，「花組のみんなを想って…」とし，花組メンバーそれぞれへの短い手紙風の朗読とそれぞれの曲をメドレーで。
横山さん宛てには，「役者として成長するのを見ているのが楽しみ。いつも食事に誘ってくれてありがとう」と読み上げるとさくらの曲「口ずさむ歌」を，高乃さんには「“お父さん”と呼ばれてますます男っぷりを上げているけど，女性としての優しさが素敵」と「オンリーメン」を歌う……，といった具合。
花組7人に加え，引退した富沢さんや大神役・陶山氏にもコメント＆持ち歌の披露……と繰り返し。これだけの個性的な花組のキャスト陣をきちんと見守り，良いところをきちんと理解している折笠さん。副指令として帝国華撃団花組を厳しく，そして優しく見つめる藤枝姉妹の姿がダブる。
同時に「チチンのプイ」「メトロで行こう」「チャンバラブギ」「もしも」「イカルスの星」「すみれチャチャチャ」「甲板フラフラ」……と，これだけジャンルの違う曲を（サビの部分や出だしだけもあったが），きちんと歌い上げる歌唱力にも脱帽。
最後はOVAのエンディングを飾った想いでの曲「わたしの青空」で幕。全部で15曲にもなる密度の濃いステージでした。さすが，われらの，そして花組のお姉さん。「しっかりしなさい」のあのセリフももちろん聴けました。
[牛丼の大将, SOFTBANK GAMES]
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