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ガンダムWも! バンプレ&フロムがメカACT共同開発!!
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2004年9月1日 |
バンプレストとフロム・ソフトウェアは9月1日,ガンダムWなどが登場するPS2用メカアクション「Another Century's Episode」(A.C.E.)を共同開発していることを明らかにした。発売は2005年1月。“スーパーロボット大戦”のバンプレスト,“アーマード・コア”のフロム・ソフトウェアの夢の共同開発作品で,2社の“こだわり”が生んだ新たなロボットアクションが誕生する。
ソニービルで行われた発表会は,センターのスクリーンを挟んで2つのコメントスペースが用意され(写真),両社の登壇者が左右に分かれてコメントする形式となった。
最初に壇上に立ったのは,バンプレストの灘俊宏氏と,フロム・ソフトウェアの中島英一氏の両取締役。灘氏は,「ハードウェアの性能は上がってきているが,それでもロボットをリアルに動かす表現は難しい。その表現ができるのはフロム・ソフトウェアしかなかった」と,今回の共同開発について説明。
一方の中島氏は,「カッコ良さを追求した。新しいものを多数出しつつ,かつ両社の従来シリーズの良さを失わないようにした」と期待を寄せるコメント。
その後,デモ映像が流された。ムービー映像・アクション中映像とも3Dポリゴンで描かれ,「ダンバイン」「エルガイム」「Zガンダム」「レイズナー」「ドラグナー」「逆襲のシャア」「ガンダムW」「ナデシコ」「ブレンパワード」の各ロボットが駆け抜けていく。
興奮がさめやらない中,この「A.C.E.」のプロデューサーである小菅寛史氏(バンプレスト)と後藤広幸氏(フロム・ソフトウェア)が壇上に。ロボットゲームで実績のある両社共同開発による完全新作であることを強調した。
「共同開発により実現する最新ロボットアクション」「エースパイロットへの憧れを3D空間で具現化」をメインコンセプトにしていると発表。地上から宇宙までの大パノラマを,前述9作のロボットたちが音速スピードで滑空するという。「特に空中戦闘を長くして,機敏な動きを直感で操作できるようにした」と話す。先ほどのデモでもハイスピードでのロボットバトルが展開していた。「かつてのロボットゲームでは堪能できなかったドッグファイトを堪能できる」というから楽しみ。
ガンダムWやダンバインなど,40機の主役級機体が操作可能で,ライバル機など敵のロボットも合わせると総勢100種以上のロボットが登場するという。また各ロボットは,原作の設定通りのスケールで描かれ,7メートル弱のダンバインと22メートルのνガンダムが同一画面に登場するということもあるのだ。さらに“エースポイント”を獲得し,機体・部隊の強化を行うカスタマイズも可能だ。 ストーリーもかなり凝ったものが用意され,原作アニメの名シーンも上手く組み込まれるようだ。
なお,人気アーティストの島谷ひとみとのタイアップも発表されている。「A.C.E.」のイメージソング&エンディングソングを島谷さんが歌うほか,彼女のシングルの発売とゲームリリースタイミングの連携までも計画されているようだ。
最後に壇上に立った,ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの竹野史哉プレジデントは,「両社ともPSの創世記からプラットフォームを盛り上げてくれた。スパロボもACも進化し続け,その進化が融合した「A.C.E.」を楽しみにしている」とコメント,PS2の牽引タイトルとして期待を寄せる。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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