|
恐怖のサイレン再び――SIREN2,2005年発売
|
|
2004年9月1日 |
ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日(8月27日),プレイステーション2用「SIREN 2」を2005年に発売することを明らかにした。価格は未定。
「SIREN 2」は,複雑に入り乱れたシナリオ展開と,画面から血が滴るような生々しいグラフィックで人気となったホラーゲーム「SIREN」の続編だ。
今作の舞台は,日本近海の離島・夜見島。独自の因習を持つこの島は,かつて時代の趨勢に伴い移住者が増加,建築物が建ち並ぶ栄えた島だった。しかし29年前のある日の深夜0時,全住民が消失するという事件が発生する。原因不明の海底ケーブル切断による大停電,そして人のいなくなった島……未曾有の怪事件が起こった島は,廃墟と化した。
そして現代,夜見島には廃墟を見ようと訪れる人が絶えなかった。事件の悲しみも風化しつつあったある日の深夜0時,事件が再び起こる。夜見島の海が赤く染まり,轟音とともにサイレンが響き渡ったのだ。
サイレンとともに異界から出現する屍人,そして異形のものへと変貌する人間――人として生き残りをかけた戦いが,今,始まろうとしていた――。
今作では,プレイヤーに可能な行動に,“投げる”といった新しい行動が導入。壊れるガラス,ライトといった仕様も追加されるという。ライトを付けて敵をひるませ,違う場所から襲う……などの新しい戦略が楽しめるというわけだ。
しかし,逆に言えば,街灯を破壊されて闇の中をさまよう……といったことも起こりうる。あたりが闇になったとき,敵を感知するのは忍び寄る音だけだ。
また今作では「車」も新たな道具として登場する。敵をひいて倒す,踏み台代わりにする,強行突破に使う,トーチカ代わりにする,クラクションで呼ぶ,ライトで怯ませる……など,さまざまな使い道が考えられる。
敵は今までの屍人に加え,「闇人」が登場する。高い知性と能力を持つといわれる彼らは,どのようにしてプレイヤーを追いつめるのか? は現在謎に包まれている。
このほかにも重火器や爆薬を扱えるキャラクター,犬の視界をジャックできるキャラクターも登場する。もちろんNPC,屍人のAIも強化されているという。
SBGでは,この怖〜い「SIREN2」の画像を紹介ページに掲載中。廃墟となった夜見島,プレイヤーを引きずり込む屍人――その恐怖に,こちらのページからアクセスしよう。
[SOFTBANK GAMES]
(C) Sony Computer Entertainment Inc.
|