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レニ・伊倉一恵さんが花組ミニライブのトリを飾る
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2004年9月18日 |
昨年末から開催されてきた（記事末リンク先参照），帝国華撃団花組によるミニライブのトリを飾ったのは，レニ役・伊倉一恵さんだった！
セガアミューズメントは9月18日，東京・池袋のSakura Cafeにて，「Sakura Cafe ミニミニライブショウ 〜伊倉一恵『レニ』を歌う〜」を開催した。
「Sakura Cafe ミニミニライブショウ」は，「サクラ大戦」に出演する人気声優による歌やトークが楽しめるイベント。1日に4回の公演が行われ，毎回，各出演者が構成を考案しているという個性的なライブ内容が大好評となっているのはご存じの通り。今回の伊倉さんも，かなり凝った演出でライブを盛り上げてくれた。
黒いマント風衣装と，三角帽子で舞台に登場した伊倉さん。ノリの良い「トランプの裏表」を歌っていきなり会場を盛り上げる。1曲目から，メインステージと客席内にあるサブステージを往復し，集まったレニファンを喜ばせる。目の前を通る伊倉さんをうっとりした目で見つめるお嬢さんが印象的だった。
1曲目の後，「レニ役の人だから，綺麗にまとまったステージになるだろうと思ってるかもしれないけれど，どうかな？」と笑いを取る伊倉さん。
「物語のはじまり」を歌い，“あるレニファンの1日”として，寝坊して遅刻した会社員の心情を，MCを挟み，レニの曲のメドレーで綴る。
落ち込んでいるときの描画として，静かな曲「心はさばくのように」を歌い（このとき会場のモニタTVはモノクロになり雰囲気を盛り上げていたのもポイント），でも元気を出そうと「素晴らしき舞台」を歌う。その都度，メインステージと客席，サブステージを移動し，その美声を生で聴かせてくれた。会場中の手拍子で盛り上がった，元気の「おはようグッドモーニング」で，この“あるレニファン”さんのメドレーは終了。シャウト部分の声のハリに思わず聴き入ってしまった。上手く持ち歌を構成する伊倉さんのセンスに脱帽することしきり。
その後，「趣味のテニスがケガできなくなったので挑戦してみた」という，アコースティックギターを披露。ギター教室に通っているという伊倉さん，その演奏会で「（サクラで）厚生年金会館や青山劇場の舞台に立った私が，わずか数十人の前で緊張して上手くひけなかった」と話す。
「今回はそのリベンジ（笑）」ということで，「AMAZINGGRACE」をギターをひきながら熱唱。なかなかお上手でしたよ。ご自身も「前のとき（ギターの演奏会）より，全然良くなったよ」と嬉しそう。カメラに向かって「勝ったぞ！ 昔のあたし!!」と絶叫して会場を笑わせてました。
続いて大好きな歌だという「つばさ」を，ギターでひくという。4回公演のうち第1回・第2回はCDをバックに流したというが，取材に訪れた第3回目の公演では，会場に来ていた渕崎ゆり子さん＆西原久美子さんを壇上に呼び入れる。
伊倉さんのギターの音色と，本家の2人が歌う「つばさ」が見事のハーモニーを奏でる。あの第2回歌謡ショウの名場面が甦る。ときどき演奏が微妙にずれるのはご愛嬌だが，伊倉さんの多才ぶりを改めて痛感。うぉおお！ 花組の生演奏＆生歌!!
ゲストの2人が去った後，伊倉さんは，教会系の幼稚園に通っていたこともあり，ご両親と賛美歌を歌っていたことなどの思い出を語ってくれた。その後に聴かせてくれた賛美歌「かみともにいまして」のアカペラの歌声に，集まったファンも聴き入っていた。その凛とした歌声は，レニそのもの。う〜ん素晴らしい。
最後は陽気に「ヨーデル妄想」で，会場中を盛り上げて，ライブは終了。そのアイディアに詰まったライブに，集まったファンも大満足だった。
[牛丼の大将, SOFTBANK GAMES]
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