|
PSPの価格は発表されず! インタフェースにXMB!!
|
|
2004年9月21日 |
本日(9月21日)行われた,ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PSビジネスブリーフィング」は,コンパクトになった新型のPS2本体などが発表された。
今回,発表が期待されたのは携帯ゲーム機・PSPの価格。この日,任天堂から「ニンテンドーDS」の価格が1万5,000円と発表されただけに,壇上にSCEの社長兼グループCEOの久夛良木健氏が「ゲームと映画の融合〜」と,PSPの話を始めると,集まった報道陣も価格発表を待ったが……。「まずはTGSで実際にPSPに触れてもらうことが先決」(久夛良木氏)と,発表は先送りとされた。
今回,PSPの(画面上での)ユーザーインタフェースに,PSXやソニーのTV「WEGA」に使用されている“XMB”を採用することを明らかに。グループ製品のユーザーインタフェースの共通化を図る。同時に「新しい楽しみ方」として,最大16台での無線ネットワークを活用してのローカルエリアでの通信対戦ゲームを実現する“Adhocネットワーク”(詳細はCEDECでコメントされていた)を意識したタイトル開発も進んでいることを匂わせた。
その後久夛良木氏は,日本国内でPSPの参入メーカーが60社となり,NDAを締結したコンテンツメーカーが100社,ソフトウェアラインアップが105タイトルを超えたことを発表し,今冬順調な滑り出しが期待できるとした。プレイアブルなタイトルの実画像も流され,コーエーの「真・三國無双(仮称)」の華麗なアクションや,コナミの「METAL GEAR ACID」の銃撃戦,ナムコの「新リッジレーサー(仮称)」のレースシーンなどを堪能できた。携帯ゲーム機とは思えない美しいグラフィックがスゴい。SCEの「どこでもいっしょ」と「みんなのGOLF」の映像も見ることができた。
なお,記事頭のNDSの発売日・価格決定について,久夛良木氏は「PSPは従来の携帯ゲーム機とは全く違う市場を開拓する」と,あまり気にならない様子でコメントしている。今週開催されるTGSで,一般ユーザーも初めて触れることができるPSP。発売がますます楽しみに。
[SOFTBANK GAMES]
|