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ライセンシング アジア2004開幕! ナムコら出展!
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2004年9月29日 |
ライライセンシングビジネスイベント「ライセンシング アジア2004」が本日(9月29日),東京ビッグサイトにて開幕した。10月1日まで。主催は日本経済新聞社とLIMA(国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会)。
今回で15回目の開催となる同イベントは,キャラクター,ブランドロゴ,トレードマーク,イラスト,アートといった著作物や商標を,広告宣伝や販売促進に利用することを目的としたトレードショーだ。入場料は1,000円。一般ユーザーは来場できないので念のため。
今回,ゲームメーカーを中心に主な出展社がどんなコンテンツを,ライセンスビジネスに活用しようとしているか,イベントレポートを掲載する。
ナムコは,前回同様「太鼓の達人」をメインにした出展内容。夏祭り風のやぐらを組んだ「太鼓〜」らしいブースとなっていた。もちろんゲームもプレイできて,海外からの来場者も含め,だれでも楽しめる同タイトルと可愛いキャラクターに注目していた。説明員によれば,ゲーム人気もあり,既に販売されている食玩などのほか,浴衣などの展開も検討されているという。こうした和風のアパレルなどに応用できるのが「太鼓の達人」の魅力のひとつ。今後の新製品にも期待したい。
また,「ゼビウス」「パックマン」「マッピー」といった同社のオールドタイトルのライセンスビジネスも展開中だ。小さい子どもからファミコン世代の若いお父さんまで,幅広い層にアピールできるのがポイント。こちらも食玩が展開されているほか,「ゼビウス」の成人男子向けの下着なども検討されているようで,「ファミコン世代のお兄さんに,ホワイトデーの贈ったり,父の日などにも活用できるかも」とのこと。
今回,同社のイチオシが「塊魂」。あのとぼけたキャラクターをほっておくことはないと,ナムコも来場したラインセンス先にも積極的にアピール。子どもはもちろんだが,OLや女子高生などにもキャラが高い評価を受けているということもあり,ストラップや文具などの展開も期待される。ほかにも「テイルズ」シリーズや「鉄拳」なども出展されており,ライトからヘビーまでの層にキャラグッズが用意できるのがナムココンテンツの強み。ライセンシングフェアの中でも特に注目されていた一社だ。ちなみに,ビジネスイベントでは珍しいスタンプラリーなどをやっており,会期中毎日スタンプを押していくと……!?。
コナミは,ゲーム関連だけでなく,ダックスフンドのオリジナルキャラクター「はなぷ〜」をメインにした出展。はらじゅくで暮らす生後5カ月のはなぷ〜が可愛いくてイイ感じです。ほかにもたくさんの犬たちが設定されているので,色んなグッズなどの展開ができそう。参考出展で文具なども展示されていた。
「パワフルプロ野球」のキャラが登場する体感野球TVゲーム(バット状のコントローラを振ってプレイする)のデモがおこなわれていたほか,「ポップンミュージック」のうちわやストラップ,「幻想水滸伝IV」のバッジなどもライセンス例として展示されていた。また「サイレントヒル」や「キャッスルバニア」もPRされており,ハイレベルなイラストを活かした(テレカとか本など),従来とは違うライセンスビジネスの展開を狙うという。
ほかに目立っていたのは,2メートルになろうかという巨大なゴジラの模型が飾られていた東宝ブース。12月14日にロードショウされる「ゴジラ ファイナル ウォーズ」をPRしていた。そのシリーズ50年の作品群なども,壁に飾られるなど,ライセンサーとともにこの最終作を盛り上げようとしている。また特撮ヒーローの「幻星神 ジャスティライザー」(10月放送開始予定)も,巨大なパネルが展示されており,玩具展開も好調に話が進んでいる模様。
タカラは,女性玩具「こえだちゃん」を,さらに幅広いフィールドで展開すべく,ブースの前面に出展。玩具「こえだちゃんと木のおうち」が某専門店で玩具が4日間で2600個も売れたという人気ぶりをアピールしていた。玩具以外の多彩なグッズが近いうちに見られるといいね。もちろん「リカちゃん」や25周年を迎える「チョロQ」など,同社も豊富なコンテンツを有しているだけに,来場者(ライセンス先)たちも,熱心に商談に臨んでいた。なお,セガ,アトラスらのブース紹介は追って掲載予定。
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