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子どもに「車好きになって!」山内氏GTforBoy構想
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2004年11月9日 |
本日（11月9日），「グランツーリスモ4」の完成披露会“Gran Turismo4 The First Fight”では，他社とのコラボレーション企画も多数発表された（ゲーム画面はすべて「GT4」のもの）。
NIKEとの協力で実現したドライビングシューズ＆EyeToy対応Tシャツが同梱された1000本限定版の「GT4」の発表や，まだ発売されていないクルマ，まだ完成していないサーキットなども登場するなど，今からプレイするのが待ち遠しくなること間違いなしの発表が相次いだ（ゲームの説明のレポートは別記事参照）。
そんな興奮の連続のパーティで，最後に「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー・山内一典氏は，今後の「GT」の展開についても語った。
「クルマ好きが減りつつあるという声もある。20年後にクルマ好きになってもらうということも見据えて，子どもを対象とした『Gran Turismo for Boys』を作りたい。それを低価格，できれば無料で多くの子どもたちにプレイしてもらいたい」と，夢を語る山内氏。
奇しくも，会場に招かれたトヨタや日産の関係者たちが語っていた「免許取得率が下がっている。もっとクルマの楽しさをアピールしなければ」という自動車市場が抱える問題に対する，山内氏からの恩返しが「Gran Turismo for Boys」なのだという。
今から20年後，「『GT』をプレイしてクルマが好きになった」少年たちが，嬉しそうにハンドルを握っている姿を見られることを期待したい。
ちなみにPSP版「GT」に関しては，久夛良木健氏からのリクエストもあったそうだ。「PSP版は発売日延期するなよ」と，久夛良木氏に突っこまれて，苦笑いする山内氏でした。
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※画面は写真は制作途中のものです。
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