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山内氏が「GT4」の新機能など完成披露会で解説
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2004年11月09日 |
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは11月9日（本日），PS2用レーシング「グランツーリスモ4」（12月3日発売予定）の完成披露会“Gran Turismo4 The First Fight”を開催した（写真の拡大はこちらの特設ページで！）。
会場には，「GT4」に収録されたレースカーや関係の深いクルマ（実車）がずらり。ニッサンR309GT1やマツダのR787Bといったレーシングカー，TVRタスカンスピード6にアストンマーチンV12ヴァンキッシュなどの姿も。いずれもなかなか直接見る機会のない車ばかりで，その数20台以上!! 個人的にはFORD GT（オリジナルじゃなくて最近できたほう）の実車を始めて見たので，夢中になって写真を撮りまくった。
プロデューサー・山内一典氏によれば，「GT4」には，'86年から自動車史を飾ってきた（これから出る車も含め）80社・700車以上の自動車が登場するという。最新車種はもちろん，童夢零のようなコンセプトカー，フェアレディ240Zのような“記憶に残るクルマ”，レーシングカー，いすゞ117クーペやガルウィングベンツなどの“ヒストリックカー”，さらに“チューニングカー”や“ユニークカー”も収録される。
これらのこだわりのクルマたちを操り，徹底的に現地取材をしたというニュルブクリンクや鈴鹿，ツインリンクもてぎ，筑波，ラグナ・セカ・レースウェイなどなど実在するレーシングコースを走ることができるのだ。ほかにも，東京やシアトル，香港，イタリア市街といった世界中を舞台にしたオリジナルコース，グランドキャニオンやアルプスなどを舞台にした大自然を満喫できるコースも用意される。
また以前から話題となっていた，従来のドライビングを楽しむ“A-spec”に対し，レースのチーム監督としてドライバーに指示を出す新モード“B-Spec”について，山内氏は自らデモ。ベントレーのチーム監督となり，レーシングカーを操っているドライバーに“スローダウン”“リラックス”“ペースアップ”などの指示を出していた。無理に速く走らせようとするとコースアウトをし，ときにはドライバーにリラックスさせることも必要であることもデモ画面から感じることができた。
また，ピットインもデモしてくれた。車体に取り付いてタイヤ交換などを行うピットクルーの動きがリアル。山内氏も「『4』は車以外にも人の動きに注力した」と話している。これは観客などにもいえそうだ。
ほかにも，“グラツーリスモ・リゾート”なる新画面についても説明が行われた。プレイヤーの家や車のショップが画面に表示される。1000台もの愛車を収納（セーブ）できるガレージは，いつどんな車を購入したかなどの履歴も残すことができるという。ショップは国別に用意されており，中に入るとメーカー → 車種 → 色など詳細という手順で愛車を購入することになる。ほかにも任意のポイントで写真を撮影するフォトモードなど注目ポイント満載だ。
披露会の最初と最後には，T-SQUAREのライブが行われ，初代「GT」のテーマのリメイクとなる「GT4」バージョンも聴けた。何でも安藤まさひろ氏によれば，「GT4」版はイタリア語のコーラス入りで，これは山内氏のリクエストだとか。「GT4」サウンドの収録は米国のルーカスが使用するスタジオで行われたとか。ほかにもあの「トゥルース」の演奏も聴くことができて，来場者たちも大満足。
もちろん試遊台も多数用意され，仕事を忘れてプレイに熱中する人たちが多数いたのだ。
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※画面は写真は制作途中のものです。
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