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独占取材!NY「Halo2」発売イベントをリポート
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2004年11月12日 |
北米で240万本を売り上げ,エンターテイメント業界での史上最高の初日の売上高を達成したXbox版「Halo2」。このニュースが先日報じられたことはXboxユーザーにとって記憶に新しいが,じつはニューヨークのトイザらスで開催された「Halo2」の発売記念イベントを,ドリマガ編集長のウメが単身渡米し,独占取材してきた。
世界最大の都市,アメリカ・ニューヨーク市のマンハッタン。もっとも活気溢れるこの街のタイムズスクウェアのド真ん中に居を構える「トイザらス・タイムズスクウェア店」は,同チェーン店にとってのフラッグシップショップだ。
その同店で,11月9日の午前0時にXbox版「Halo2」がいち早く販売され,タイムズスクウェア周辺は熱心な「Halo2」ファンで埋め尽くされた。
この日のNYは今年一番の冷え込みを記録し,なんと当日の気温は3℃。朝の最低気温は初めて氷点下を突破したとか。そんな激寒の中,発売数時間前に現地に到着してまず驚いたのが,トイザらスを覆う「Halo2」の巨大なビルボード(看板)と,発売時刻をカウントダウンで刻むネオンサイン付きビルボードだ。そのカウントダウン下には「Halo2」の発売を心待ちにしている,ヒト人ひと……!
その数はざっと500人はいたかもしれない。アメリカではXboxは絶好調と聞いていたのだが,いざその光景を目の当たりにして,改めてその人気を実感させられた。
一番乗りのファンは顔に「Halo2」のペイントを施している2人組で,朝の9時半から並んでいるんだとか。また,2番はマスターチーフのコスプレをして行列に参戦。しかも小道具として「キャプチャー・ザ・フラッグ」で使用する赤旗まで用意する徹底ぷり(これは正しい。このNYで,ヘタにマシンガンやショットガンなど持ってきたら大変だ・笑)。3番目の集団は,なんとXbox本体とバッテリーとプロジェクターを持ち込んで,発売まで「Halo1」で対戦大会を開催していた。
地元のマスコミも大いに注目しており,FOX5NEWSチャンネルやABC7チャンネルなどがこの模様をテレビ中継していた。とそこへABC7チャンネルのディレクターがオレのところへ……。「日本のゲーム雑誌が単身で取材に来ているなんてよっぽどのことだから,取材させてくれない?」と,ABC7チャンネルのバラエティ番組に飛び入り参加することになってしまったのだ!
思わぬところで全米デビューを果たしてしまったオレ。もちろん「ドリマガ」の宣伝もバッチリした(笑)。この発売イベントにはマイクロソフト コーポレーション コーポレート バイスプレジデントのピーター・ムーア氏も駆けつけ,「「『Halo2』は予約注文だけで150万本を突破しており,発売初日の売上げはエンターテイメントの小売史上,新記録になるのは確実。今週末までには世界が『Halo 2』をプレイし,当社のXbox Liveでもプレイして,コヴナントの攻撃を文字通り全世界のファンが力を合わせて,はねのけることになる」と鼻息あらくコメントしていた。
さて,そんなこんなで午前0時をみんなでカウントダウンし,混乱もなく無事に発売を迎えた。先ほど紹介したマスターチーフのコスプレくんとオフィシャルのマスターチーフがガッチリと握手を交わすシーンは「Halo2ゲットおめでとう! キミこそが真のマスターチーフだよ」と誉め称えているようにも見えた。
北米での記録ばかりが報じられるHalo2だが,日本でも同様に盛り上がってほしいところ。特に今回はLiveによる通信対戦にも対応しているので,ぜひこれを機につないでみてはいかがだろうか。
[ドリマガ・ウメ, SOFTBANK GAMES]
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