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CESAがTGSの来場者調査報告書をサイトで公開
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2004年11月25日 |
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は11月25日,9月に開催された「東京ゲームショウ2004」(写真)の来場者調査報告書を,公式サイト上などで公開した。
今回の報告書は,ゲームショウの会場に設置された自記式アンケートを基に構成されており,「ゲームに対する接触状況を捉えユーザー層を把握し,CESA会員各社のマーケティング戦略に役立つ資料を入手する」ことを目的として行われている。
対象となったのは,ゲームショウに来場した10〜49才の男女・1,107人。男女比は前回のTGS同様,男性が4分の3を占める。レポートによると年齢は19〜24才が最も多く,10〜12才が年々増加傾向にあるようだ。
保有しているゲームハードウェア(複数回答)では,PS2が82.4%,GBAが62.9%と高く,SFC,PS,GBも50%以上が保有しているという。GCの保有率は37.7%,Xboxは10.5%。さらに,「購入希望のハードウェア」という項目では,PSPが54.1%,NDSが33.9%と1位・2位を新携帯ゲームが独占し,その注目度の高さをうかがわせた。
「好きなゲームジャンル」は,ロールプレイングが72.0%,アクションが42.1%と続き,海外で人気のMMORPGは11.7%,FPSが6.7%とふるわず,日本が独自の市場を持つことを改めて痛感させる結果となっている。
ほかにもユーザーの趣味・関心,オリンピックと絡めた質問など,注目される項目が多い。CESAのサイトでこれらの調査報告をPDFで閲覧することができる。
[SOFTBANK GAMES]
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