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曙大人気! K-1 PREMIUM 2004 Dynamite完成!
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2004年12月9日 |
ディースリー・パブリッシャーは12月9日,PS2用格闘技ゲーム「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」(12月12日発売予定・6,090円)の完成披露発表会を開催した。究極の格闘技といわれるK-1をゲーム化したもので,発表会にはK-1選手たちも会場に駆けつけ,ゲームで対戦を楽しんだ。
同社代表取締役社長・伊藤裕二氏は,「昨年末に高い視聴率を記録した“国民的イベント”であるK-1のゲームを出させてもらえて嬉しい。登場する20名以上の選手たちに(出演に)快い返事をもらえたことに感謝している」とコメント。
次いで,取締役ソフトウェア事業部の岡島信幸部長がゲームの内容を,巨大スクリーンのデモ映像を流しながら説明。「革新的なK-1ゲーム」(岡島氏)だという同作が,従来のK-1ゲームと異なる最大のポイントは,立ち技のK-1ルール,総合格闘のROMANEXルールが楽しめることだ。
岡島氏が「選手の技や動きだけでなく,会場の雰囲気をもゲームでどこまで再現できるかに挑戦した」と話すだけあって,そのリアリティは驚くべきものが。サップ選手の肉体やバンナ選手の技のキレなど見事に表現されていた。
さらにK-1イベントプロデューサー・谷川貞治氏も壇上に。「藤田選手対アーツ選手など,格闘技ファンの心をくすぐる夢の対戦をプロデュースできるのも魅力。実際のマッチメイクは選手たちとの交渉など大変だが,ゲームでは簡単に夢が実現できるので,ストレス発散になる」と会場を笑わせる。
その後,待望のK-1選手たちが登場。壇上に上がるときの「赤コーナーから○○選手の入場です」のコールは,ゲーム画面が使われるという凝った演出だった。この日会場に訪れたのは,武蔵選手,ピーター・アーツ選手,レイ・セフォー選手,曙選手という豪華な4名。
自分がゲームキャラクターとして登場することについて,武蔵選手は,「実際の自分よりも動きがいいので,見習わなければ。本物よりカッコイイ。角田さんがすごく強くて妬けました」と集まった報道陣を笑わせる。
ほかの選手たちも「普段闘えない選手と対戦できて楽しい」(アーツ選手),「非常に光栄」(セフォー選手)とコメント。曙選手も,「日本に来て17年になるが,ゲームに出られるのは初めて。(K-1に)出てよかった」と“いい話”を聴かせてくれた後,「ゲームに登場するボクの体が絞れているなあ」と,キチンとオチをつけていた。
曙選手がオイシかったのはこのコメントだけではない。この後,壇上で武蔵VS.アーツ,セフォーVS.曙,というドリームマッチがゲームで実現(それぞれ自分のキャラクターを操作)。「職業病」(武蔵選手)という,パッドを操る指先ではなく実際に体を動かして,アーツ選手の蹴りをよけようとした武蔵選手が敗退(これも大ウケ)。次の対戦では,セフォー選手の大技ラッシュを受けて大の字にダウンした曙選手(ダウンのモーションがまたリアル)が,「うーん,良くできてるネ。実際もこんなモンです」とコメントして笑わせた。そんなことないぞ。年末の対戦,頑張れヨコヅナ!!
盛り上がった発表会を,「選手たちも今日初めてプレイしたのに,これだけ白熱の対戦ができた。このように,だれでも簡単に操作できるように作っているので,みんなで楽しんで欲しい」と,岡島氏が締めた。
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