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スクウェア・エニックス,MMOのRMTに対し見解を発表
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2004年12月9日 |
スクウェア・エニックスは,ゲームデータを現実の金品によって取引するリアルマネートレード(RMT)について,公式見解を発表した。
これはPlayOnline.com内のインフォメーションにて,重要なお知らせとして掲載されたもの。その中で同社は「RMT禁止の判断について,弊社の統一方針として一律に禁止するものではなく,原則としてタイトル別に判断が行われることとなる。現在リリース済み,または運営中のタイトルにおいては,取引詐欺など現実社会での事件に発展する危険性がある点,および設計上RMT活動を前提としていない点から,RMTの禁止が覆ることはない」と明記した。
なおプレイオンラインおよび「ファイナルファンタジーXI」など,運営中のタイトルに関しては,「プレイオンライン会員規約および,ファイナルファンタジーXIで禁止されており,禁止行為が発覚した場合には,プレイオンラインからの強制退会等,厳しい措置が執られる場合がある」としている。
オンラインゲームのデータ販売はオークションサイトやHPなどを通じ,「ギル販売」「アイテム販売」などの名目でかなりの勢いで広まっている。しかしゲーム内ではアイテムの受け渡しという形でしか見えないため,なかなか発覚しにくく,ユーザーの間から対処を求める声が多くあがっていた。
[SOFTBANK GAMES]
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