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毎日笑える! サクラ新春歌謡ショウの公開稽古
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2004年12月13日 |
セガは,「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ『笑え! 花組』」(2005年1月7日〜10日公演)の公開稽古を実施した。
「歌謡ショウ」は,ゲームやアニメでお馴染の「サクラ大戦」の出演者の面々が,実際に自分の役で歌や演劇を披露する公演で,夏と正月に行われている。今回の正月公演は5回目。既に新春の恒例イベントとなりつつある。
総合プロデューサー・広井王子氏は,「台本を書くうちに,本格的なお笑いになってしまった。(出演者たちの)稽古は大変だろうけど(笑)」とコメント。その第1幕は,大帝国劇場付の中嶋親方が辞めたいと言い出し,かえでや花組は親方の住む長屋に集まって、なんとか思いとどまってもらおうと説得を試みるが……,というお話。
演出を担当する茅野イサム氏は,「(広井氏)の台本は,やっていて楽しい最高のもの」とし,人情モノながら大いに笑わせてくれそうだ。
一方,第2幕「あぁ,無情」は,花組がアイディアを出しているという。ドラマCDでリリースされている同演目の60%を踏襲したものになるとかで,ドラマCDで使われた曲を全部使うほか,お話の流れも基本的に同じになるという。何でも大喜利の代わりに楽しい演出を凝らした“双六”を行うとか……。詳細は明らかにされなかったが,これは正月らしくて,今から楽しみ!!
「日によって披露する珍芸や名人芸が異なるので,毎日でも見に来て欲しい。『あぁ,無情』についてはこってりとしたラブシーンをお楽しみに」(さくら役・横山智佐さん),「日替わりソロやアカペラなどもあるので,毎日楽しんで欲しい」(アイリス・西原久美子さん)。
また紅蘭の渕崎ゆり子さんやカンナ役田中真弓さん,かえでの折笠愛さんも「私たちが楽しくて仕方ないので,お客さんたちも楽しんでもらえると思う」「ほとんど遊んでいる感覚で私たちも楽しい」「笑いすぎてお腹が痛くならないように,今から腹筋を鍛えておいて」と,出演者たちも楽しい舞台になると口をそろえる。
もちろん,「デュオの歌にも注目し欲しい」(織姫・岡本麻弥さん),「素晴らしい楽曲もある」(レニの伊倉一恵さん)と,今回も花組の歌声が堪能できそうだ。そんなコメントの中で「1幕の物語は夏(の公演)の続きの部分も……」(マリア役・高乃麗さん)と,ちょっとしたウラ情報も聴けた。
大神の陶山章央氏は,「例年より開催が遅いけれども,正月と歌謡ショウで2回楽しい新春になっておトクです」と話していた。
その後,公開稽古に。サンバの格好に着替えさせられるカンナ,それを冷静に見守るレニ,持ち歌でボケをかますマリアにアイリス,発明品の安全性をアピールする紅蘭……とらしい,お笑いが続く。一方で親方を叱咤する織姫とマリア……,どれもが本番さながらの稽古で,結構感動してしまった。フグにベロムーチョが当たって倒れるところで,公開稽古はお終い。後は劇場でキミの目で確認されたし。最後は恒例の「ゲキテイ」を堪能させてもらった。
やっぱ,盆暮れ正月は「サクラ」のイベントだあね。2005年も「サクラ」で幕が上がる!!
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