タイトー，Vodafoneに「英雄伝説III　白き魔女」等

2004年12月14日

　タイトーは，ボーダフォンが展開する「Vアプリ」対応携帯電話におけるインターネット接続サービス「ボーダフォンライブ！」向けに，12月15日に名作RPG「英雄伝説」シリーズの第3作目「英雄伝説III　白き魔女（256K版）」，忍者アクションゲーム「影の伝説（50K版）」，育成型本格派競馬ゲーム「ダービーメモリアルlight（50K版）」「ダービーメモリアルDX（256K版）」を同時に配信開始する。

「英雄伝説III　白き魔女（256K版）」は，日本ファルコム人気シリーズ「英雄伝説」の第3作目で，1994年にPCゲームとして発売以来，家庭用ゲームとしても発売されている大作RPG。 「スクリプトアーツ」の協力により「256Kアプリ」対応携帯電話向けにイベントシーンなど忠実に再現している。ゲーム性や深いストーリーはそのままに，戦闘システムや操作性を携帯向けにアレンジされており，簡単操作でプレイ可能だ。戦闘システムは，オートバトルから「横視点からの戦闘画面」に変更，選択したコマンドに対して戦闘が行われる「アクティブタイム制」が採用されている。情報提供料は，従量制で1ダウンロード525円。

　また，配信開始を記念して，配信開始日の12月15日から2005年1月31日まで「英雄伝説III　白き魔女配信記念プレゼントキャンペーン」が行われる。ダウンロード後，エントリーした人の中から抽選で20名に，オリジナルサウンドトラック「新白き魔女」の前編と後編を合わせた2枚セットがプレゼントされる。

「影の伝説（50K版）」は，タイトーが1985年に業務用ゲームとして発表，以降家庭用ゲームとしても人気を博した忍者アクションゲーム「影の伝説」の移植版。

　攻撃方法は刀と手裏剣のみというシンプルなゲーム性ながら，縦横自在に動くスクロールや，一跳びで大木の上まで到達できる驚異の忍者ジャンプが印象的だ。また，ある条件を満たすとさまざまなアイテムが出現し，その条件を探し出すという楽しみも。

　本作は情報提供料の月額210円を支払えばサイト内のゲームが遊び放題と言う「タイトーGameセレクション」内のゲーム。また，「Vアプリ」100K･256K対応機は「タイトーGameセレクションEX」での提供となり，こちらは月額315円。

「ダービーメモリアルlight（50K版）」「ダービーメモリアルDX（256K版）」は，プレイヤーがオーナー兼騎手となって，ホースクラブ（牧場）経営・育成・レースを全てこなす育成型本格派競馬ゲーム。 　ゲームは1週間のサイクルで進み，週初めの日曜日に開催されるレースを目指して，愛馬の調教とオーナー兼騎手のトレーニングに励む。レースは全国に実在するレース名が使用されるぞ。

　また，ゲーム内で1年が終了した後，ランキング登録が可能で，全国のユーザーと順位を競う事ができる。ランキングデータは，50K版，256K版と共有される。

　256K版の「ダービーメモリアルDX」では，QVGA画像の美麗なグラフィックが用意されており，より見やすい画面でプレイできるぞ。料金は従量制で，50K版は1ダウンロード210円，256K版は1ダウンロード420円だ。

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