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D3P，欧州展開に向けて現地合弁会社を設立
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2004年12月16日 |
ディースリー・パブリッシャーは“Digital Bros S. p. A.（イタリア）”との間で，欧州地域でのコンシューマ・ゲームソフトの企画，制作，発売を事業内容とする新合弁会社「D3DB S.r.l.」の設立に関する合意をしたことを明らかにした。
「D3DB S.r.l.」は，ディースリー・パブリッシャーとDigital Bros S. p. A.が50％ずつ出資，2005年1月にイタリア・ミラノに設立される予定。
ディースリー・パブリッシャーは，これまでも欧州市場において，主にライセンス販売を通じ家庭用ゲームソフト販売を行ってきた。
ゲーム市場が急成長している欧州において今後製品をさらに浸透させるにあたり，大手製品の流通を欧州で広く手掛けるなど，幅広い販売チャネルを有し，またこれまで「SIMPLE2000 シリーズ」を中心とした家庭用ゲーム機向け低価格帯ゲームソフトのライセンス取引を通じた関係を維持してきたDigital Bros. S.p.A.との合弁会社設立により，欧州市場でこれまで以上に積極的に販売展開していく予定だ。
Digital Bros. S.p.A.は1989年に創業，コンソール（家庭用）ゲームを専門に取り扱い，同社ゲームブランドはイタリア国内で30％近いシェアを占めている。
なお，合弁会社の設立初年度の売上高を5,600,000ユーロ（約7.6 億円）と計画されている。
また，同社は米国地域におけるパッケージソフトの企画・制作・販売を目的として設立を準備していた“D3 Publisher of America, Inc.”を11月1日に設立を完了するなど，世界的な展開を続けている。
[SOFTBANK GAMES]
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