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3大美少女ゲームメーカーがTCGで夢の共演!
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2004年12月16日 |
ブロッコリーとSILVER BLITZは12月16日,都内のホテルにおいて美少女カードゲーム「Lyce'e」の制作発表会を開催した。アリスソフト,ビジュアルアーツ,リーフという超人気の3大メーカーのゲームキャラクターが,ソフトハウスの枠を超え,夢の対戦を繰り広げるカードゲーム。
ブロッコリーの代表取締役社長・木谷高明氏は,「小学生のカードゲーム市場はますます好調なのに,中学・高校生以上の市場は良くない。『Lyce'e』がカードゲーム業界の起爆剤になれば」と,コメント。
また木谷氏は,現在人気カードゲームはリリースされて4〜6年経過していることを指摘。「先行してプレイしているユーザーのほうが強く新規ユーザーが参加し難かったり,プレイしているユーザーも飽きが来ているなど,問題も多い。『Lyce'e』は新規にプレイできるカードゲームとして注目されている(既に先日のイベントでプレ発表が行われている)」と,期待を寄せる。
具体的な商品内容は,SILVER BLITZ代表の宮田昌平氏から説明された。ルールは,シンプルで初心者も分かりやすく,ヘビーユーザーも納得の奥深さを目指したものとなる。カードも使いやすく構成され,イラストは大きく描かれトレカの要素も持たせる一方で,パラメーターデータなどはカードの左側に集約させてある。
「Lyce'e」のカードイラストは,豪華作家陣による今作のための描き下ろし。うたたねひろゆき氏,あまの・よ〜き氏,ザンクロー氏,しかげなぎ氏らものすごいメンバーに加え,「Kanon」の原画で知られる樋上いたる氏といったソフトハウス原画スタッフも参加している。
スターターキット(カード60枚入・1,575円)やブースター(12枚入・420円)は,「バージョンリーフ」「バージョンビジュアルアーツ」「バージョンアリスソフト」と,ソフトハウスごとに用意され,それぞれ全113種類・計300種以上のカードというボリュームとなる。
「雫」「痕」「To Heart」「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「ランスVI」「大悪司」「大番長」……3社の名作群が参加。各カードは原作となるPCゲームのキャラを意識した設定がされているという。トリッキーだとか,キャラパワーが高いなど,メーカーによる特徴もあるようだ。
「『AIR』の観鈴が,『To Heart』のマルチのサポートを受けて,『ランス』のシィルと夢の対戦」(リリース)が実現することになる。発表会に同席したビジュアルアーツの郷地俊昭氏は「協力して『Lyce'e』を盛り上げていきたい」とコメント。アリスやリーフからも電報で協力を惜しまないコメントが届いていた。イベントやカード講習会も積極的に行われる予定。
「美少女ゲームのスパロ○」という,歴代ヒロインが集結するカードゲーム,2005年1月28日発売!!(バージョンアリスソフトのみ2月18日発売)
[SOFTBANK GAMES]
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