多くの企業でボーナスが支給された翌日に当たる今日(12月11日),電脳街・秋葉原は,多くの人手で賑わった。
電気街を行く人の手には,大きな家電の箱。中にはひと足早くクリスマスプレゼントを買ってもらうため,親子で来ている客層も見かけた。JR秋葉原駅の改札では,中に入るために長い列ができ,大手ショップの前では人が歩道から溢れるほどの盛況。明日の日曜日の人手も気になるところ。
街行く人の持っている物を観察すると,ノートパソコン,パソコンの周辺機器などが多い。「GeForce搭載ボードを買うだけに,埼玉から来ました」という25歳の会社員は,このボードを買うとボーナスが全部なくなると苦笑いしていた。うーん……。
さて,ゲーム業界におけるボーナス&クリスマス商戦のはどうかというと……。主役はずばり今日発売された「グランツーリスモ2」(GT2)。
各ゲームショップでは,普段異なったゲームをデモする試遊台を「GT2」一色に。大手ショップも「GT2」の店頭ポスターを壁一面に貼ったり,5台以上ある試遊台の半分で「GT2」を稼動させるなどしていた。中には「今日中にGT2を購入すると割り引き券をサービスします」などという店も。
ある大手ショップ店員は,「PSタイトルでは2月の”FF”以来の引き合い」と喜ぶ。かなりたくさんの数が出荷されていたため,夕方の時点で品切れしていた店はなかったようだ。
「GT2」以外で,秋葉原で人気だったのがDreamcastの「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」(9日発売)。専用のツインスティックの大きな箱と一緒に買って行くユーザーが多く,ひと目で購入したことが分るのがミソ。
[SOFTBANK GAMES]
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