既報の通り,コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月25日,インターネットを悪用してゲームソフトを無許諾アップロードしていた札幌市の男子大学生を,北海道札幌方面北署が著作権法違反の疑いで札幌地検に書類送検したことを明らかにした。
ACCSからのリリースによれば,この大学生は,カプコンの「ロックマン7 宿命の対決!」や,スクウェアの「ファイナルファンタジーVI」など,コンシューマー用ゲームソフトを,権利者の許諾を受けずに米国プロバイダーのサーバにアップロード。さらに,大学生が作ったホームページからこれらのソフトをダウンロードできるようにしていたという。
大学生は,これらのゲームをPC上で動作させるためのエミュレータソフトもアップロードしていたほか,ホームページでゲームソフトがダウンロードできることが分からないように,専用ソフトを使って画像ファイルと結合させるなどの行為も行っていたようだ。
大学生は,昨年10月からホームページを続け,これまでに約180本以上のソフトをアップロードしていた。
[SOFTBANK GAMES]
|