前作を触ってないと駄目なの？と思う人も安心して欲しい。このパートナーはゲーム開始時に6人のエンジェル隊の中から選択するようになっているので，前作をプレイしていなくても大丈夫だ。

　といっても，ストーリーがつながっているので，まだ前作をプレイしていないのであれば，そちらからプレイしてみるとより今作を楽しめるはずだ。

「ギャラクシーエンジェル Eternal Lovers」は，選んだパートナーが主人公の恋人としてストーリーが展開していくため，パートナーによって6つのルートが用意されているというわけだ。

　さて，ゲーム自体は，これまでにも紹介したけどアドベンチャーパートとシミュレーションパートに分かれている。

　アドベンチャーパートでエンジェル隊などのキャラクターたちと会話しコミュニケーションをとり，その後シミュレーションパートで3Dのリアルタイム戦闘を行うという流れを繰り返していくのだ。

　どこにどのキャラクターがいるのかは顔アイコンで表示されるのですぐに分かる。

　この顔アイコンはキャラクターの感情によってグラフィックが変化するので，それを参考にして誰に話しかけるのかを決めてみるのもいいだろう。

　また，移動する場所によっては，イベントグラフィックが見られる場合もあるので，さまざまな場所に行ってみるといいぞ。

　キャラクターとの会話中に選択肢が表示されることがあり，ここで選んだ選択肢によって，キャラクターとの好感度が変化することがある。

　好感度が上がると，シミュレーションパートでの紋章機の性能が上がり，好感度が下がると逆に性能が落ちてしまうので，よく考えて選択肢を選ぶようにしよう

■会話中に選択肢が表示されたら好感度が落ちてしまわないように気を付けよう。

■艦内移動システムでクジラルームに移動すると，クロミエがキャラクターの好感度を教えてくれるぞ。

　アドベンチャーパートが終わると，次はシミュレーションパートに移行する。この際にセーブ画面が表示されるので必ずセーブしておこう。

　その艦隊は前作でトランスバール皇国に攻め入ってきたヴァル・ファスクのものだったのだ。どうやらヴァル・ファスク艦隊は1隻の小型艇を追いかけているらしく，主人公たちは救難信号を出している小型艇を救出することに。

　そして敵艦隊を撃ち破り，小型艇を無事救出したところ，その小型艇はなんとクロノ・クェイクによって滅んだとされていたEDENからのものだったのだ。

　小型艇にはルシャーティとヴァインという姉弟が乗っていた。彼らによると，EDENに残るテクノロジーを独占し，銀河を我が物にしようとしている侵略者ヴァル・ファスクの手からEDENを救ってもらうため，トランスバール皇国に脱出してきたのだという。

　EDENからやってきたという姉弟は，エルシオールにそのまま乗船することとなり，すこしずつにみんなと打ち解けてくる。

　しかし，姉のルシャーティによって主人公とエンジェル隊のメンバーとの恋人関係がギクシャクしてきたり，弟のヴァインにもその言動にどこか引っかかる部分があったりと，さまざまな事件が発生してくるぞ。