【JUNK METAL】
自分オリジナルのロボットを操り,戦場に降り立って敵ロボットと戦う。これってわりと“男の子”永遠の夢だったりする。そんな夢を体験させてくれるのがスクウェア・エニックスが運営する大規模オンラインゲーム「JUNK METAL」だ。
「JUNK METAL」を簡単に説明するならば,ネットワークを通じて集まった人たちとロボットに乗って戦うというもの。しかし,実際には世界背景,ルール,冒険,レベルアップ,コミュニケーションなどなど,各種の要素が絡み合うゲームだ。
■「JUNK METAL」の世界
まず「JUNK METAL」でキーとなるのは世界設定だ。太陽系の資源枯渇から他星系への移民が始まり,その目標となった惑星が“アルター8”で,この「JUNK METAL」の舞台となる世界だ。
大規模な移民が開始され,現地の調査が進んでみると,そこには敵対的な“何か”がいることが判明し,生命体を狩る不明勢力という意味でグール(Ghoul)と名付けられた。
ジャンクメタルは本来,アルター8の開拓用に開発された汎用的作業機械だった。しかし,グールに対抗するために戦闘用装備が付加され,やがて戦闘兵器として製造されるようになったのが成り立ちである。
ジャンクメタルを製造する主要企業がアルター8には2つある。開拓民でもあり,戦闘要員でもある人々はこの企業からジャンクメタルのパーツの供給を受け,独自のスタイルで個々にジャンクメタルを組み上げ,使用している。
やがて企業同士の覇権争いが勃発し,アルター8は2つの企業,「P.O.F.」と「無限大公社」,企業と契約をしない「フリーランス」,そして謎に包まれた「グール」と,戦いは泥沼の様相を呈してきた。
これが「JUNK METAL」の世界だ。
■アルター8で生きる
プレイヤーであるあなたは人間勢力である2つの企業と契約するか,フリーランスとなり,自分以外の勢力と戦いながらアルター8を調査していくとこになる。
戦闘で得られるポイントで自分自身のレベルアップを図りつつ,その戦闘で得られるアイテムを売買したり,各種のミッションなどで得られる報償でジャンクメタルをパワーアップし,そしてまた戦いに出る。
時には仲間と共同戦線をはることも必要だし,単騎では勝てない敵に出会うこともあるだろう。街での出会いや,戦闘の中で仲間を増やして行かなければ生き残るのは難しい。
プレイヤーはアルター8の巨大なコミュニティの中で情報を得ながら,そして独自のスタイルで生きていくことができる。
もしあなたの腕前が素晴らしいものであったなら,定期的に集計されるランキング情報にあなたの名前が載るかもしれない。あなたはその巨大なコミュニティの中で名を馳せることも夢じゃないわけだ。
■君が搭乗するジャンクメタルとは
街の中には各種のジャンクメタル用のパーツを販売・買い取りを行っているショップや修理工がある。ここでパーツを買いそろえたりしつつ,自分なりのジャンクメタルを組み上げることができる。
ジャンクメタルの基本形態は大きく分けて二脚タイプ,逆間接タイプ,多脚タイプ,ホバータイプ,タンクタイプの5つに類別できる。それぞれに一長一短があり,自分の戦闘スタイル,目標とする敵,編制する部隊にあわせてチョイスしていくことが重要だ。
また,それぞれのパーツはサイズにS・M・Lの3種類があり,これによってまた特性が変わってくる。さらに搭載する武器によって近接・中距離・長距離の攻撃タイプに分けられるため,性能的なバリエーションは実に膨大な数にわたる。
当然,小型高機動なジャンクメタルに重装備な武器を搭載することはできない。自分のレベルに応じた出力のエンジンを基本とし,どういったパーツでどのような方向性でジャンクを仕立て上げるかが重要だ。
高機動近接型で一撃離脱タイプ,重装甲中距離型で固定砲台タイプ,装甲性能を捨てて重火器による遠距離攻撃タイプ。とにかく自分が目指す戦闘スタイルでパーツをチョイスしよう。もちろん,見た目重視であとは腕前でカバー,というのも一つのスタイルではある。
まずは自分がイメージする戦闘スタイルを目指してジャンクを組み上げてみよう。そして好みのカラーリングで個性を主張するのだ。
・JUNK METAL公式サイト
・メーカー:スクウェア・エニックス
・2004年 PC GAME特集 INDEX
・PC GAME Special INDEX
・SOFTBANK GAMES TOP INDEX
※画面写真は開発中の為,実際の製品とは異なる場合があります。
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