イースとはなんぞや? という人のために,ここでは歴代のイースシリーズを紹介しよう。
1987年にPC-88用ソフトとして発売されたイースシリーズ第1作「イースI 〜Ancient Ys Vanished Omen〜」は,「呪われた国エステリア」の噂を聞いたアドル・クリスティンが,嵐に遭ってエステリアの浜辺に漂着したところから物語が始まる。
エステリアの町人に救われたアドルは,エステリアを襲った悪魔の話を聞き,巨大にそびえ立つ悪魔の塔へと向かうのだった。
数々の謎の間から見え隠れする古文書「イース」とは?
すべての「イース」の原点となる「イースI」は,難しくなく,しかし安易ではない,だれもが楽しめるRPGだったのだ。
イースIの続編「イースII 〜Ancient Ys Vanished The Final Chapter〜」は,1988年にPC-88用ソフトとして発売された。ダームの塔の最上階でダルク=ファクトを打ち倒したアドルは,不思議な光に包まれ天高く飛んでいった。
■イース,いや,あらゆるアクションRPGの原点がここに! 日本のゲーマーなら必ずプレイすべし!
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■あらゆる機種に移植された「〜WANDERERS FROM Ys〜」は多重スクロールが話題に! |
その光の行く先が,新たなる冒険の舞台「イースの国」であることをアドルは知る由もなかった……。2人の女神とは誰のことなのか?
6冊の書物に書かれた物語の本当の意味とは? ついに,失われた古代王国イースへの道が開かれる!
スピード感あふれるオープニングや臨場感たっぷりのサウンド,感動的なストーリーは,当時多くのユーザーを魅了したのだ。
1989年にPC-88用ソフトとして発売された,シリーズ3作目となる「イースIII 〜WANDERERS FROM Ys〜」は,アドルがイースを魔の手から救った冒険から3年後の物語。
親友ドギとともに旅を続けるアドルは,ある日ドギの生まれ故郷であるフェルガナに関する不吉な噂を耳にし,一路かの地へと向かう。
そこで2人が目にしたのは,恐ろしいモンスターが徘徊し,今やすっかり荒れ果ててしまったフェルガナの姿だった。
これまでとは違い,横スクロールで展開するアクションRPGとなり,画面の手前・近景・遠景・キャラが別々に動く「多重スクロール」による演出が話題を呼んだ作品。
「ジャンプ切り」や「下突き」といった要素を取り入れ,非常にアクション性が高いのもこの作品の特徴だ。
そして,進化を続ける「イース」シリーズはついにコンシューマアーゲームとなって登場することになる。
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