各キャラクターの特徴を把握しよう
ストーリーモードのACT1は,一歩が鴨川ジムに入門してから日本フェザー級タイトルマッチに挑戦する試合までをプレイするようになっている。
前述のように,原作のストーリーで発生した試合を順番にプレイしていくことになるため,一歩だけを操作してプレイするわけではないが,ACT1の序盤はやはり一歩を操作して試合を進めることが多い。
インファイターの一歩は,相手に接近して打ち合うのが得意なキャラクターだ。なので,ゲームでもガンガン相手に接近して打ち合うのがお勧めだ。
しかし,この一歩の操作に慣れてきたころになると,変則ファイトの青木や相手と距離をおいて戦うアウトボクサーの木村や宮田を操作する試合が続くようになる。
ここで,一歩を操作しているときと同じように試合に挑むと,あっさり倒されてしまうことがあるので気を付けたい。
■インファイターの一歩はどんどん前に出て打ち合うボクサータイプだ。ただし,スウェーやダッキングなどの防御をおろそかにするとやられてしまうので注意。 |
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■木村のようなアウトボクサーの場合は,距離をおきながらヒット&アウェイで攻撃するといいだろう。 |
ゲームに登場するキャラクターは,ボクシングスタイルや移動スピード,パンチ力,スタミナなどに違いがあるので,操作するキャラクターの特徴を見極め(といっても原作ファンならどんなボクシングスタイルなのかはすぐ分かるだろうが),それぞれのキャラクターに適した試合運びを行うといいぞ。
コントローラを使いこなそう
今作は前作で用意されたボクサーズロードモードがなくなり,純粋にボクシングアクションのみを楽しむようになっている。
既に完成された感のある「はじめの一歩」シリーズのボクシングアクションではあるが,従来にはなかった演出の追加や,総勢70名と増加した登場キャラクターごとのモーションのブラッシュアップがなされ,間違いなくシリーズ最高峰の出来に仕上がっているといっていいだろう。
■ジェイソンの左フックを避けながら,アッパーを放つ一歩!よけて打つ!コレこそボクシングゲームだ。
このゲームの肝であるボクシングアクションの操作については,人それぞれこだわりの操作方法などがあるだろうが,ここではオススメの操作方法について紹介したいと思う。
ボクシングの基本ともいえる,左右のパンチを交互に繰り出すワンツーだが,コントローラを通常の持ち方で使用すると親指だけで左右のパンチを撃ち分けなければならず,どんなに操作が上手くてもワンツーのスピードには限界が生じるはずだ。
そこでぜひ試してほしいのが,パソコンのキーボードやピアノを叩くように人差し指と中指でパンチを繰り出す方法だ。これだと左右のストレート系のパンチを高速かつスムーズに繰り出すことが可能なのだ。ただし,この操作中にはR1・R2ボタンが押しづらくなるので,使いどころには注意が必要だ。
■ワン・ツーは基本中の基本(と言っても結構大変)。相手を牽制しつつ攻撃の糸口を見つけるのだ。
状況に応じて,コントローラーの持ち方を変えながらプレイしてみるといいだろう。
操作キャラクターの状態を常にチェック
「はじめの一歩 ALL☆STARS」では,長時間一方的に攻め続けたりダメージを受けたときに,プレイヤーが操作しているキャラクターの動きが遅くなる。
これはスタミナが激減したことを表しており,この状態で相手からパンチを食らってしまうと簡単にダウンしてしまう恐れがあるのだ。
■動きが鈍くなったらとにかく回避!そのまま打ち合っていると確実にノックダウンされるぞ!。
もしキャラクターの動きが遅くなってしまった場合には,相手と距離をおいて2〜3秒ほど間を取ると,スタミナが回復しまた元の状態に戻るぞ。
攻め時と引き時を見定めるのが重要となるのだ。 次のページへ
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