ゲームの目的
19世紀末〜20世紀初頭のロンドンをモチーフにした架空の街「バルツ」がゲームの舞台になる。この街で,プレイヤーは,登場メインキャラクターのうち,最も重要なヒロイン“エステル”の父親となることに。
“ストーリー”のページで紹介したように,彼(プレイヤー)は,とある事件に巻き込まれ,生きながらにして霊体にされてしまう。
プレイヤーは,彼女の守護天使(ガーディアンエンジェル)となって,登場人物にシンクロして心を読んだり,時の流れの異世界生成因子“インスパイア・ビュレット”(後述)を駆使して,エステルたちのいる世界に間接的に干渉することができる。
この能力を使って出来事の流れを変え,事件の全貌を暴き,エステルたちを救い出すのだ。
ゲームの進行
「ガーディアンエンジェル」は,6人のキャラクターそれぞれをメインとして6本のストーリーからなり,それがお互いに密接に関係しながら並行して進んでいく。
プレイヤーは用意された6つのストーリーの間を行ったり来たりしながら,物語を進めていく必要がある。こうすることで複雑に絡み合った人間関係や事件の全貌が見えてくるのだ。
つまりこのゲームは,ヒロインたちの可愛さだけがウリのいわゆる“ギャルゲー”ではなく,同時進行する物語を多角的にとらえて真相を暴く,マルチアングルアドベンチャーなのだ。ヒロインたちに萌えるのもアリだが,その真髄はADVの本道にある。
通り1本道のRPGに辟易しているアナタにもオススメの1本なのだ。
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